AWC まとめレス・守屋>永山さん


        
#5160/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #5147 ***
★タイトル (mor     )  08/09/19  12:32  ( 34)
まとめレス・守屋>永山さん
★内容
>トリックには再使用向きとそうでないものがあるなじゃないか、と感じた次第。個性の
強いトリックだと、一番にぱっと思い付く活かし方が、誰でも同じになりがちなんじゃ
なかろうか。つまり、話の展開そのものが、どうしても似てしまう……。

 なるほど。そう解釈すれば、いろいろ思い当たります。
 子どもが犯人だったという二階堂黎人作品を、島田荘司が新しい密室トリックだと持
ち上げていましたが、たまたま最近、図書館で借りた別作家の2冊が同じく、小柄な子ど
もの姿ゆえ目撃者に見えなかったというトリックでした。島田荘司が絶賛するほど独創
的かな? と疑問だったので、「どうしても似てしまう」に深く頷きました。

>**小説風小説>
> メタ小説風小説。メタらしく作者が作中に出て来るが、実は登場人物の一人に過ぎ
ず、世界は自分が生み出した物だという妄想に取り憑かれている……

 「ドグラ・マグラ」に似ていると思われそうですね。「再使用向き」の話とつながり
ますが、妄想という落ちは誰でも思いつくだけに、先行作品と書き分けるのが難しいか
もしれません。

> 共作風小説。複数人で執筆したように見えて、実際は一人……

 メインのトリックではなく、途中でネタが割れてからまだもうひとつ仕掛けが、とい
う使い方なら新鮮味があるかもしれません。クローズド・サークルで一人が消えたよう
に見せかけるというバリエーションの一環で……でも、やっぱり誰か書いていそうに思
えますが。

> 逆パターンもあり得る。極普通の小説だと思わせてリレー小説だった、とか。読者が
驚くかどうかは別ですが(苦笑)。

 これもクローズド・サークルならば、面白いかもしれませんね。
 思いついたのですが、小説家の集まりで実際の事件が起き、複数の小説家がそれぞれ
自作の名探偵を勝手に登場させる、というのは? つまり、本当にはいない人物の発言
なんかを、本当の会話に混ぜて作ってある記録しか手がかりがない、という状況なら…
…。
 ややこしいだけ?




元文書 #5147 今日はすんなり書き込めた   永山
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