#3574/3601 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 25/08/04 17:57 ( 33)
八卦観 永山
★内容
WOWOWのドラマ「殺した夫が帰ってきました」第四話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
色々と進展のあった回。つまり、分からなかった点がはっきりしてきた訳ですが、そ
れらに触れる前に難点というか、引っ掛かりを覚えた箇所を挙げておきます。
“夫・和希”の遺体が見付かったとの報を受けて、宮城県警から呼ばれた茉菜は、署
で刑事二人に事情を聞かれます(取り調べではない)。前回のラストで、茉菜は「夫を
殺した」と認める発言をしていましたが、それは「夫に言われて車で送り届ける途中、
山道で止まらされ、その場で殺されそうになった。どうにか逃げ、車に飛び乗って、夫
を置き去りにした」というもの。つまり、災害が起きるような雨の中、山に置き去りに
するのは殺したも同然だという意味で、実際に殺してはいないという主張でした。この
くだりはいいんですが、その後、「夫から暴力を受けていたので、もし夫が帰ってきた
ら殺されると思い、家を出た」云々の話を、若い方の刑事がすんなり信じて、同情する
だけでなく、他殺の線を疑いもしない。聴取を主導するベテランの意向を確かめずに、
許します、お帰りくださいという空気を出す。さすがにベテラン刑事が「住民票を移し
ていますが、それだと転出先がばれて危ない、とは考えなかったのですか」と茉菜の振
る舞いの不自然さを指摘するも、結局は放免となる。この場面を見ていて、てっきり、
二人組による取り調べでよくある硬軟両面作戦だと思ってました。ベテラン刑事が厳し
く問い詰め、若い刑事が優しさを見せる、というあれ。ところが茉菜を返したあと、若
い刑事がベテラン刑事に「DV夫から逃げたくなるの、分かりますね」と言ったので、
あれ?これは作戦じゃなく、ほんとに信じたのかと驚いた次第。そもそも現実にこんな
ことがあるのか? 疑いが晴れたとは言えない参考人を、尾行を付けず、宮城(仙台)
にとどまるようお願いすることもなく、単に見送るなんて。
上記の不自然さを除けば、かなり面白かった。茉菜に夫と称して接近した男は休職中
の刑事で、ストーカーから茉菜を助けるために、咄嗟に夫のふりをした。すると茉菜自
身も夫だと信じている、おかしい何かあるということで、しばらく芝居を続けたという
からくり。これは見事だと思う。刑事がそこまでするか?というのはあるものの、状況
をうまく説明できる。
ラストで、茉菜が「自分は茉菜ではなく愛(人名)だ」と言い出した。以前からちらほ
ら回想シーンに出て来た親友の台詞に、「愛と茉菜で双子みたい」という台詞も出て来
たので、入れ替わりが行われていたという予想は当たってたかな。あ、いや、入れ替わ
りではなく、一方的な乗っ取りの可能性が高いと思っていましたが、果たして。
ではでは。