#2331/3609 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 22/08/26 21:06 ( 28)
使い回しというのでもなく 永山
★内容
カクヨムの公式自主企画(「怪談・都市伝説・昔話の二次創作募集」云々てやつ)用
に、『泣いた赤鬼』をモチーフにしたミステリ風作品を投じてみようと書き始め、大方
書き上がったところで、ふと、気になったことが。
『泣いた赤鬼』って、本当に昔話なの?と。
で、検索してみてびっくり。浜田広介による児童文学作品であり、しかも著作権関係
は継続しているとのこと。知らなかったとは言え、大変な失礼をするところでした。
検索を重ねていくと、使用申請を断った事例としてよく挙がっているみたいです。て
ことは、昔話ではなく、著作権も継続していることはそこそこ知られた話なんだろうな
と想像されます。
商業漫画でのキャラクター使用を許諾しなかった件と、演劇での翻案上演を一時的に
認めなかった件がよく知られているみたいですね。
他にも三例あり、青鬼の幸せなその後を追加したい、全台詞をヤンキー風の言葉遣い
にアレンジしたい、鬼を他の生物に置き換えたいといったところが許諾を得られなかっ
たとか。※『公共社団法人日本文藝家協会 著作権Q&A 2016年5月版』 P35
にその旨の記述あり。Webで公開されているものを参照。
で、私が考えていたのは、赤鬼と青鬼のその後・舞台裏を描こうというもの。しかも
赤鬼に秘めたる悪意があるとの設定故、仮に使用申請したとして、許諾が得られない可
能性が高いでしょうね。(^^;
著作権が切れるのは二十年以上先みたいですが、かといってこのままアイディアを捨
てるのはもったいなく感じているので……たとえば「長編ミステリの作中で、アマチュ
ア劇団が次回公演用に検討しているネタの一つ」という形で、大まかな粗筋のみ記述し
てみるのはどうかしらん。
ではでは。