#1841/3615 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 21/07/05 19:06 ( 38)
拾われていない伏線が多いような 永山
★内容
WOWOWのドラマ「華麗なる一族」第十一回を録画視聴。ネタバレ注意です。
・阪神特殊鋼の会社更生法の適用申請が受理され、倒産が決まる。
・納得が行かない鉄平は、父大介に対して、「非常勤の社外取締役にもかかわらず、故
意に阪神特殊鋼を倒産するよう仕向けた」として、告訴する。
・親子間で告訴合戦になるのを避けたい大介は、鉄平を訪ねて、帝国製鉄への身売りを
撤回できるよう取り計らうことを条件に、告訴を取り下げるように頼む。鉄平は受け入
れるが、実際に撤回が決まらない内は告訴の取り下げはしない。
・鉄平への譲歩は大介にとって時間稼ぎに過ぎず、阪神特殊鋼の管財人として帝国製鉄
の人間を送り込む工作をする。
・結果、鉄平は取締役専務を解任され、会社を追われる。一之瀬ら鉄平を慕う社員多
数。一緒に辞めるとまで言い出す彼らを押しとどめる。
・一之瀬は二子に会い、阪神特殊鋼を辞めたと告げる。米国に渡り、鉄の仕事を続けた
い、目処が立ったら迎えに来ていいかと言う彼に対し、二子は応じる。
・鉄平は父からもらった邸宅には居られないとして、引っ越しを決意。退去する日を目
前に、家族らに挨拶して回る。両親それぞれにかねてから疑問だった己の出生(母と祖
父との間の子ではないのか?)について問うと、父からは否定されたが、母は暗に認め
る反応。
・鉄平の去り際、銀平が呼び止める。(父の策略を事前に知りながら)力になれなかっ
たことを詫びる弟に対し、鉄平は(事情を知らない故か)「落ち着いたらまたいつか一
緒に酒を酌み交わそう」と約束して去る。
・大同銀行の綿貫は阪神銀行との合併に舵を切るべく、この合併が自行に有利なものだ
と説き、同志を集める。連判状をこしらえ結束した後、大介のセッティングで大蔵大臣
の使いの者と会い、覚悟の程を示す。
以上が今回のポイントだったと思います。
展開予想を外すことがどうも多くなったなぁ。(^^; 切り捨てられるとみていた銭高
については、画面にちらと映ることはあっても、出番なし。鉄平の元恋人にしても、存
在を忘れられたかのようにスルー。このまま何もないのなら、演出にやや問題あるんじ
ゃないかと言いたくなる(笑)。
鉄平の出生に関して、弟の銀平も父の兄に対する扱いが余りに厳しく酷いことを不審
がり、理由を問う場面がありました。ここでも大介は「長男だからだ」として、真実?
を認めないけど、銀平は父親に対して割と物言う感じになっているのね。
次週で最終回。一家庭での出来事に過ぎない、でも壮大な物語にどんな決着をしてみ
せるのか、期待が高まります。ハッピーエンドの予感がまったくしない。けど、予想が
ここまでよく外れているので、案外か?
ではでは。