AWC @コラムbX9 キルギス人質事件で連想したこと  ヨウジ


        
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★タイトル (CKG     )  99/10/27  12:21  ( 39)
@コラムbX9 キルギス人質事件で連想したこと  ヨウジ
★内容

 国際協力事業団からキルギスに派遣されていた日本人技術者がイスラム武装勢
力の人質になっていた事件は、去る25日に4人とも無事に開放され、結果的に
は不幸中の幸いとなりました。その時に私が連想したのはスーダン等米国大使館
の爆弾テロ事件やそれに対する米国の報復爆撃でした。そして現政権が国連平和
維持活動を名目に武力を伴った自衛隊の海外派兵ができるようにし、ゆくゆくは
憲法も改正して国軍を持ち自由に海外派兵できるようにすることを目指している
ということと、これにより海外駐在の日本人が紛争に巻き込まれる事件が急増す
るだろうということでした。
 これを目指す人々の本音は国連貢献にあるのではなく、忌まわしい戦争の反省
から生まれた我が国が誇るべき平和憲法をないがしろにして、また軍事大国に戻
れるようにすることにあります。先の核武装発言から辞任した元防衛政務次官の
思想や行動や発言を見ても分かる通り、そういうことを目指す人々は抑制の効か
ないある意味で危険な人格を持った人々です。暴力とは人を傷付けるもので敵意
を端的に行動に表したものですから、一旦行使すれば恨まれ相手からも暴力が返
って来ます。報復に報復が重なり残忍な戦争へとエスカレートすることになりま
す。何でも物事を悪く捕らえ考えれば(マイナス思考をすれば)、相手にも敵意
を呼び起こさせ戦争の火種にさえなります。
 これに対して平和主義の人々は、お互いの立場の違いを認め合い、行動で相手
に好意を示し、あくまでも話し合いで解決しようとする理性ある人々です。世界
がこれ程までに平和になったのは、これら理性の発達した平和主義的の人々の長
年の粘り強い努力があったからです。キルギスに派遣されていた日本人技術者の
ように、平和の使者として貧しく恵まれない国々の人々に愛の手を差し延べると
いう、これまで日本が一貫して行なってきた世界平和への努力が無駄にならない
よう、今後とも平和主義を貫き通すことが大切です。平和憲法の尊さを再認識さ
せてくれた事件でした。


                                ヨウジ

P.S.政治や思想や宗教や民族が異なる人々が共存する世界に絶対的な正義は
    存在しない。平和への道は話し合いによる譲り合いであり、暴力は平和
    主義の人々の長年の努力を一度に打ち壊します。

    日本人人質が無事に開放されたのも彼らにとって日本人には恨みはなか
    ったからです。海外派兵を繰り返し日本に対する恨みが重なったら日本
    人がいつどこで襲われるか分からなくなり、肝心の平和活動もできなく
    なります。日本のためにも世界のためにも日本は平和主義を貫いた方が
    良いのです。




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