AWC うちの文芸部でやってること 6−2   島津義家.他


        
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★タイトル (AZA     )  96/ 2/25  13:16  (200)
うちの文芸部でやってること 6−2   島津義家.他
★内容
@まだやってる「鉄の無い世界」に関する考察
 「うち文」計画の多くは既存の概念に寄りかかったものである。その中で、
今まで真剣に論じられてこなかった「鉄の無い世界」の設定は、独自性が最も
強いものと考えられる。鉄(金属)が存在しないが為に発生する無数の不都合
は文化、文明、産業、経済、軍事その他あらゆる状況において降り掛かる。そ
れを石と木と土と磁器によって全て代替出来るとは考えにくい。だが、その困
難な状況を敢えて思考し、創造することによって、異世界を舞台とした既存の
幻想小説とは違った切り口の世界観の構築が達成されると信じるものである。
*代替が必要な対象
 ・剣、縦、鎧、その他の武器。
 ・鍵、針、ナイフ、硬度と精密な加工が不可欠なもの。
 ・スプーン、フォーク、やかん、鍋などの食に関するもの。
 ・各種、電気を利用したもの。
 ・方位磁石など、磁力を利用したもの。

A貨幣の設定(月の概念)
 ・黄月砂(金)
 ・蒼月砂(銀)
 ・紅月砂(銅)
 これらは貴重な砂であるので、貨幣として用いられる。通常の状態ではただ
の砂だが、過熱すれば堅くなり、固形化して持ち運びを容易にしている。堅く
なると言っても力を込めれば砕ける程度のもので、また、固形化と粉末化を何
度でも繰り返せる。普通の土よりも比重が重いので、水を使って沈殿させるこ
とで分離できる。
 リムリースには月が一つある。天候(大気の状態)によって色が変わって見
える。紅月の満月は不吉とされる。

B無茶苦茶に難しい標準時
 一日
 二十四時間    :二十カチナ(前始=午前、後始=午後)
 一時間=六十分  :一カチナ=十トス
               =七十二分
 一分=六十秒   :一トス=百キナ
              =○・七二分=四三・二秒
           一キナ=○・四三二秒
つまり
 一日=八六四○○秒:一日=二十カナチ×百トス×百キナ
             =二○○○○○キナ
C馬の話
 前々から機会があれば言っていたのだが、馬の話が出てくることになると思
う。と言っても競馬ではなく、乗馬に関してだが。ちょっとイメージを書いて
みよう。
・その一
「おい、ここの馬を借りていこう。お前、馬には乗れるか?」
「あ、いえ。まだ免許を取っていないんです……。こんどの春に、合宿で取る
つもりだったんですが」
「仕方ない。後ろに乗れ」
「あのう、二人乗りは違反じゃないんですか?」
「ごちゃごちゃいわんと乗れ!」
・その二
「こらっ、そこで何をやっとるか?」
「あ! すいません」
「ははぁ、馬に道草を食わしとったなぁ? 免許出せ」
「はぁ……」
「んっ? これは普通免許じゃないか。この馬車は四頭立てだから大型だぞ」
 ……。結構個人的には気にいっているが、どうなることやら。

<<驚異の新事実! 保存版・「うち文」の歴史(誇張アリ)>>
・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・
| 日   付   |    事      象      |
|−−−−−−−−−+−−−−−−−−−−−−−−−−−−|
|九四年十一月 四日|ファンタジーノベル大賞を狙う計画が、|
|         |彷徨の提案によって勃発。      |
|         |                  |
|   十二月二○日|「オルタネート@」発行。その中に同計|
|         |画を元ネタにした話、「目指せ五百万?|
|         |ファンタジーノベル大賞への道」が掲載|
|         |される。              |
|         |                  |
|九五年 二月一六日|島津と彷徨が、同計画の話がパソコン通|
|         |信(PC−VAN)上で広められている|
|         |事を知り、驚愕の余り腰を抜かす。  |
|         |                  |
|    四月二四日|第一回「永山文書」発表。島津が自分の|
|         |作った設定のいい加減さに頭を抱える。|
|         |                  |
|         |・島津がこの頃から、戦略に関する知識|
|         |を暴走させはじめる。        |
|         |                  |
|    四月二九日|この頃から、頻繁にパソコン通信上で展|
|         |開された意見が島津、彷徨の元に届けら|
|         |れる。               |
|         | 中でも、何故か開始段階での「基本案|
|         |その一」のウケが比較的良く、何度か小|
|         |説化が企画されたが、実現に至らず。 |
|         |                  |
|         |・島津、彷徨はこの頃、文章表現に関す|
|         |る著作に手を出す。         |
|         |                  |
|    五月一八日|(安眠妨害九発行)         |
|         |「オルタネートA」発行。その中に掲載|
|         |された「地獄の底までファンタジー」が|
|         |その内容云々より、タイトルの付け方の|
|         |まずさに批判が起こる。       |
|         |                  |
|    五月二九日|この頃から、「ファンタジーとは」の論|
|         |議が盛んになり、本筋から外れる。  |
|         |                  |
|    六月 ?日|ファンタジー論に疲労した島津が「うち|
|         |文はスケープゴートじゃない」と暴言を|
|         |吐く。               |
|         |                  |
|    六月二八日|(「羊の皮」発行)         |
|         |                  |
|    六月二九日|この日を最後として、パソコン通信上の|
|         |意見交換は終息。島津は暴言を後悔した|
|         |が、後の祭り。計画が頓挫寸前になる。|
|         |                  |
|    七月一二日|(絵夢睡眠六発行)         |
|         |                  |
|   一一月 三日|(文化祭。安眠妨害一○、ブンゲリア三|
|     〜 五日|発行)               |
|         |積極的意見は出ず。         |
|         |                  |
|   一一月 八日|「オルタネートB」発行。その中に「う|
|         |ち文」計画に関する報告はなし。しかし|
|         |ながら、この頃から島津がやる気を取り|
|         |戻す。               |
|         |                  |
|   一二月二三日|(文芸部忘年会。島津、彷徨はそれぞれ|
|         |部長、会計の座を退き、自由になる) |
|         |                  |
|九六年 一月一七日|(絵夢睡眠七発行)         |
・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・

付記:どこまで行っても***〜
 なんだか人と話が噛み合わないのは何故かと考えたところ、筆者が、まとも
なそれ系の小説を一つも読んでいないことに気付いた。それでは批評なんてで
きるはずがないので、古本屋で色々と仕入れてきて、読んでみた。何巻にも渡
るものもあるけど、それは一巻目だけ。列挙してみると「*******」「
******」「***********」「**********」、渋い
ところでは「*********」「*****」など。
 読んでみるに、やはりいろいろと誤解があった事が判明。やはり勝手なこと
をほざくまえに、勉強しておくべきだったか。その前に「****」「***
*」などを読んだときは、こんなもんか、と鼻息が荒かったのだが、今回は、
「あ、これ、俺が考えとったネタと一緒や」というのがしばしば。特に***
氏(男性だよな?)の小説に多数あった。無念。しかしそれはそれで、一応の
成長の結果なのだろうと思っておこう。ああ、それにしても。次の「安眠妨害
十一」で載せるつもりだった話の中心人物は********だったんだよな、
これは「**********」の「***」そのままだ。どうしたもんか。
********はまるきり「*******」だし。
 今回考えているのはどちらかというと龍騎兵とか、そういう魔獣に乗るよう
な話なので(これは「飛龍||」で未遂に終わったネタだ)、彷徨君より由良
君の知識がいるかも知れない。あ、今思い出したが、これでは「******
*」ではないか。古本屋で、三巻を除く一〜六巻まで揃えたが、これって完結
しているのだろうか。****は最近はなんだか架空戦記を書いているようだ
が。まあこの話を完結させようと思ったら、***並みに書かなければならな
いだろうが。そういえば、***の本は一度も読んでいない。***の本って
言っても「******」以外には知らんけど。

 話がずれたな。鷲獅子とか、不死鳥(朱雀とか、炎鳥とか、岩石鳥とか、え
っ、ロック鳥って岩石鳥のことじゃないのか?)の類が大空を乱舞する訳だ。
 主人公は「皆殺し戦争」では英雄と称えられながらも、最後の決戦では逃亡
し、憶病者と呼ばれる剣士の娘(名前は未定。後述の理由から、アルバという
仮名がある)。彼女の母親は同戦争で戦死したことになっている亡国の王女。
父親は彼女を守って戦場から離脱するため、敢えて汚名をかぶったのだ。アル
バは両親の素姓を知らずに、冒険者になることを夢見ている。彼女は父親の武
力と、母親の知識を受け継いでいる。彼等は湖のほとりの、村から離れた一軒
家に住んでいる。
 彼女の武器は通常の倍近くの大きさを誇るボウガン(これが仮名の由来。大
型のクロスボウ・アルバレストから)。連射速度は遅いものの、射程距離と破
壊力は抜群である。
 ある日彼女は傷付いた鷲獅子を助ける。人の言葉を理解する鷲獅子は彼女と
盟約を結ぶ。(これでもって、彼女は空を飛べる訳。ここでいうのもなんだが、
***の話の中にも、鷲獅子に乗る話はなかったような気がする)。
 半年余りして彼女が鷲獅子を乗りこなせるようになった時、突如父親が旅に
出る。先の戦争で決着を付けられなかった戦勝国の英雄の元に向かったのだ。
「今のおまえなら、母さんを守ってあげられるだろうから」彼はそう言い残し
ていた。(この親父は、前の戦争では、その英雄との一騎打ちで左脚の膝から
下を失っている。一方の英雄は左腕の肘から先と、左目を斬られている)。
 彼女は迷った末、父の後を追いかけることにする。

 ……書いてみると、途端にみすぼらしくなるな。エピソードもいろいろとか
んがえてあるんだけどなあ。「皆殺し戦争」の情景の話を聞いて、登場する剣
士や王女が自分の父親と母親に似ていると言って話の腰を折るシーンとか、彼
女に襲い掛かってきた亜龍(大トカゲ)の首を父親が一撃で斬り落とすシーン
とか(その場面の恐怖から、主人公は冒険者になる夢を一度捨てる)。
 しかし、一番凝ると思われるのは、飛翔魔獣の設定だろう。今のところ、前
足も獅子のそれである白頭鷲獅子とか、山椒魚のような頭を持ち、比較的に盟
約を結びやすいが、餌代のかかる火龍とか。(この火龍は肉を自分で焼いて食
ううえ、湿気や寒けを嫌ってしばしば火を吐く。従って世話係からして命しら
ずの勇者でなければならない)。
 ・戦闘機……鳥系(でかい鷲とか)
       指向性のある鳴き声(衝撃波)を放つ。鋭い爪による格闘戦。
 ・戦闘爆撃機……龍系・鷲獅子
       前足で爆雷を持ち、地上目標に投下する。火を吐いて地上掃射。
 ・電子戦機……鷲獅子(前足が獅子のもの)
       眩惑魔道あるいは魔道を無効化する力を持つ。
       前足でものをつかめない。(格闘戦は弱く、爆装もできない)
 ・偵察・観測機……天馬
       小型の魔獣であるため、発見されにくい。攻撃力は低い。

・操縦士(乗り手)が魔道士であると、多様な攻撃が可能。
・魔獣は盟約を結んだ個人にのみ従う。
・魔獣は盟約を結んだ者とのみ会話できる(声を出してというよりもテレパシ
ーのようなものか)。

 いまのところはこんなもんか。ここはやはり由良君の出番か。

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