AWC ぶら下がった眼球 第六章   スティール


        
#2869/3137 空中分解2
★タイトル (RJM     )  93/ 2/17   0: 6  (140)
ぶら下がった眼球 第六章   スティール
★内容
                第六章 『EVE』

 EVEは、ゆっくりと、目を開いた。彼女は、前の、あの3Dの映像のときのよ
うに、その体には、何もまとっていなかった。私は、EVEの顔を見つめた。それ
から、DOGで、彼女の体の状態をチェックした。すべては、予定通りの数値だっ
た。とりあえず、人体の部分は、成功のようだ。次に、私は、手術用のシステムを
使い、彼女の健康状態を検査した。こちらも、なんら、問題はないようだ。数値の
上では、水分、食料、栄養分も、あと、半日ほどは摂取しなくてもよいことになっ
ていた。EVEが寝ているベッドの横に、私は、彼女のために、パンと水を、いち
おう用意しておいた。EVEに、水くらい、飲ませて上げようかと、私は思った。
しかし、それと同時に、私は、EVEのソフトウェアの部分がうまく、作動してい
るかどうかを、調べなければならない。DOGが、この部屋の出来事を、すべて、
記録し、分析していることを確かめてから、私は、EVEの耳元で囁いた。

『聴こえるか、EVE、もしも、聴こえるのなら、私と同じ言葉で、返事をしなさ
い』

 EVEは、うつろな目で、私の顔を見た。目の焦点を、なかなか、合わせられな
いようだ。はたして、彼女は、私の言葉を理解して、そして、同じ言語を話すこと
ができるだろうか? 数十秒後、彼女は、幼稚園児のように、たどたどしい言葉で、
話し始めた。

『ここは、どこ? わたしは、だれ?』

 いささか、幼稚だが、かなり、的を射た質問だった。私は、彼女の質問に答えた。


『君の名は、EVEだ。さあ、EVEと言ってごらん』

 EVEは、そのか弱い唇を震わせながら、言った。

『わたしのなまえは、EVE』

 私は、彼女を可愛らしいと、思った。ここまでは、予定通り、順調のようだ。そ
こで、私は、次のテストに移行することにした。私は、EVEの両手と両足を、ゴ
ムの手錠のようなもので、ベッドに縛り付けて、彼女を動けなくした。まだ、何も、
わかっていないのか、EVEは、私の、その動きに、なんの抵抗もせず、従った。
それから、私は、EVEの頭を抱え込むように押さえ付け、彼女の唇にキスをした。
EVEは、私にキスされたことが、恥ずかしかったらしく、頬が赤くなっていた。
EVEの、その様子を見た私は、少し、意地悪になって、彼女の耳元で、囁いた。


『そんな姿で、恥ずかしくないのか?』

 EVEは、顔を真っ赤にしたままで、私が言った言葉の意味を考えていたようだっ
た。EVEにとっては、裸でいることよりも、私に、いきなり、唇を奪われたこと
のほうが、気になっているようだった。EVEの鈍感さに、私は、少し、いらいら
してきた。私のプログラムは、失敗だったのだろうか? もしも、EVEが欠陥品
であるならば、もう一度、最初から、作業をやり直さなければならない。焦った私
は、少し、乱暴になり、手のひらで、EVEの左の乳房を、少し荒々しく揉んでか
ら、股間の陰部を軽く叩いた。EVEは、はっとして、何かに気付いたような、な
んともいえないような表情をした。EVEは、そのとき、初めて、自分が、裸であ
るということに気付いたようだ。そして、EVEは、自分の恥ずかしい部分を隠そ
うとした。だが、EVEは、身動きができないように縛られていたので、そうする
ことは、できなかった。

『いやっ! いやっ! いやー!』

 と、EVEは、絶叫した。EVEが反応し始めたので、私は、さらに、テストを
続けた。私は、EVEの左側に寄り添うように、横になって、彼女の頬にキスをし
た。そして、彼女の背中の下から、左腕を廻して、剥きたての桃のような色をした、
彼女の左の乳房を揉んだ。それと同時に、私は、右の乳首を、赤ん坊のように吸い
ながら、彼女の股間に手でまさぐった。EVEは、身をよじらせて、体を小刻みに
痙攣させながら、『ごめんなさい、ごめんなさい』とか、わけのわからないことを
言っていた。EVEの両方の足は、大きく拡げられて、縛られていた。私は、EV
Eの体を責めるのを、いったんやめて、EVEの足のほうに廻り、彼女の開かれた
両足の間に座った。EVEは、身をよじらせて、逃れようとしたが、腰をわずかし
か、動かすくらいのことしかできなかった。
 私は、EVEの美しい肢体を見下ろした。EVEは、私の、その視線に耐え切れ
ず、泣き出していた。EVEは、泣きじゃくって、『許して、許して』と、声にな
らない声で、叫んでいた。おそらく、彼女は、頭の中で、自分が凌辱されて、ぼろ
ぼろにされる姿を想像しているのだろう。私は、彼女の陰部に、しゃぶりつきなが
ら、言った。

『犯してください、めちゃめちゃにしてくださいって、言ってみろ』

 EVEの一番恥ずかしい部分は濡れ始めた。私は、EVEに、そのことを告げて、
冷やかした。EVEは、とても、嫌がり、『やめてください、やめてください』と、
言いながら、身をよじらせた。だが、私は、やめるどころか、ますます、我慢がで
きなくなって、彼女のふとももを押さえ付け、彼女の死ぬほど恥ずかしいところに、
唇と舌で、嬲り続けた。その私の、一瞬のいじわるな行動に、彼女は、全身を震わ
せた。そして、呻きながら、『やめて!』と、叫んだ。彼女の、その言葉に、ます
ます、興奮した私は、彼女が恥ずかしがってる陰部を、もっと濃厚にしゃぶってあ
げた。彼女は、私がプログラムしたとおりの反応をしていた。彼女に対するテスト
は、順調だった。私は、さらにテストを進めた。びしょびしょになっている彼女の
恥ずかしいところを、舌で掻き分け、彼女の、かわいらしい豆粒を、舌でつついた
り、キスしてあげた。だんだんと、私は、激しくなり、大胆になっていった。彼女
の体から、滲み出てくる液を、全部吸い上げて、私は、それを飲んであげた。彼女
は、体中を真っ赤にして、何度も、『やめてください』と、私に、頼んだ。だが、
彼女自身は、彼女の意志に反して、もっと、びしょびしょになり、愛液が、とめど
もなく、滲み出てきて、彼女自身から、溢れ出ていた。彼女の愛液の量は、彼女の
両目から流れ出ている涙の量を、はるかに越えていた。私は、彼女に、『犯してく
ださい』と言ったら、許してやると告げた。彼女は、それを言えば許してもらえる
と信じたようだったが、言うのをとてもためらっていた。だが、私は、舌と唇と両
手を使って、彼女自身をいじめて、無理やり、彼女に、その言葉を言わせた。しか
し、最初は、聴きとれないような、小さい声で言ったので、私は、彼女に、何度も、
言い直しをさせた。彼女が、大きな声で、その言葉を言った瞬間、私は、彼女の恥
部から、顔を離した。それから、私は、手早く、自分の衣服を脱ぎ捨てると、また、
彼女に襲いかかった。私は、自分のものを、容赦なく、彼女自身の中に、押し込ん
だ。彼女は『嘘つき! 嘘つき!』と、何度も、私に、言った。私は、彼女の耳元
で、『自分で、犯してくださいって言ったんだろう』と、少し意地悪く、囁いた。
それは、彼女が経験した初めての裏切りだった。私のものに激しく犯されて、のた
うちまわりながらも、彼女は、ベッドに、腰を押し付けて、必死で、私のものを拒
もうとしていた。そのせいで、私のものは、彼女自身から、何度も、抜けた。何度
も、彼女を犯そうとしてもうまくいかなかったので、私は、作戦を変え、彼女の腰
の下に、枕を入れようとした。彼女の腰を抱え込み、持ち上げようとしたが、激し
く抵抗されて、うまく、なかなかうまくいかなかった。私は、目の前にあった彼女
自身をしゃぶった。しゃぶりながら、何分も、そうしているうちに、彼女の力は弱
まり、なんとか、枕を入れることができた。彼女は、凌辱されるという運命から、
もう逃れようがなかった。彼女の顔は、汗と涙で溢れんばかりだった。私が、いた
いけな彼女を渾身の力を込めて、貫いたとき、さらに、彼女の目から、大粒の涙が
流れた。私は、純真無垢な彼女を犯した。自分のものを押し付けて、強引に突いた。
思いきり強く、突いた。ピストン運動よりも、強く強く突き上げた。そして、彼女
自身の感触を味わっていた。そうしながらも、彼女の唇を奪い、胸を激しく揉んだ。
上半身を後回しにしていた分、上の方を責めることに熱中した。強くしめつける彼
女自身と、そのびらびらした襞の感触を味わいながら、彼女に唇を吸ったり、乳首
を吸ったり、転がしたりしていた。両手も、常に、彼女の体のどこかを愛撫してい
た。私は、強精剤を飲んでいたので、一晩中でも、大丈夫そうだった。私は、彼女
が壊れない程度に、激しく、彼女自身を突いて、彼女を責め始めた。



 翌朝、私は、EVEと向かい合って、食事をしていた。私は、EVEの顔を見つ
めながら、昨夜、自分をけがした男と一緒に、食事をするのは、どんな気分なのだ
ろうかと、思った。

『これから、EVEはどうなるの?』
 と、EVEは、私に聞いた。未来への不安から出た質問だ。私のプログラム通り
だ。自分の計画どおりに、EVEが行動していることに、私は満足した。EVEの
質問に、私は、上機嫌で、答えた。
『これから・・・、二人で、一緒に暮らすんだ』

 EVEは、微かに、笑った。私を悪い人じゃないと、思ったようだ。それとも、
私の言い方が、ただ、たんに、おかしかったのか? いや、そのふたつのどちらで
もなく、もしかしたら、それ以外に、選択の余地がないように悟って、苦笑いをし
たのだろうか?

 その日から、ともかく、私たち二人は、このノア6号で、一緒に、暮らし始めた。
私は、EVEを抱くとき以外は、優しい男であったと思う。





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