AWC 詩篇 空中の書6      直江屋緑字斎


        
#288/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (QJJ     )  87/ 8/29  12:12  ( 16)
詩篇 空中の書6      直江屋緑字斎
★内容
<声の届かぬ部屋U 15行>

   声の届かぬ部屋U

頭蓋骨にしまった
罌粟(けし)のうすい花びら
インクのかすれた紙幣
怪しげな深夜の誘惑
約束の地への招待状
ひとたびまばたきすると
黄金の都市
ふたたびまばたきすると
悪相の神々
手を触れたときには
光の箭が
夢をつらぬいている




前のメッセージ 次のメッセージ 
「CFM「空中分解」」一覧 直江屋緑字斎の作品
修正・削除する         


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE