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★タイトル (sab ) 22/07/09 09:40 ( 55)
安倍元首相襲撃事件と無名作家がデビューする方法 朝霧三郎
★内容 22/07/09 09:58 修正 第3版
日本人の意識の中にお国自慢というのがありますよね。
全国駅弁大会、とか、高校野球とか。
国境の川を超えると、ご当地自慢が起こるのか。
これと類似の事は会社への帰属意識にもあって、
(前に派遣社員として働いている工場で感じたのだが)
普段、社内でピンハネされていると文句を言っている人も、
一度社外に出て、自社の車を見ると、「うちの車だ」と、
愛社精神を発揮する。
こういう状態になると、前者では藩主、後者では本田宗一郎などの社長が、
ブランド品として、浮き上がってくる。
そして現在になると、
snsで有名になるだけで、そういう存在になれる場合がある。
ヒカキンからへずまりゅうまでそんな存在なんじゃなかろうか。
こういう、お国自慢、会社自慢、snsの有名人、というのは、
学問的にも説明されている。吉本隆明の「共同幻想論」など。
どっからそういう価値が出てくるのかというと。
自分の家族とか、地域の学校、ぐらいだとそれは地続きな事なんだけれども、
川向こうの事になると、「共同幻想論」的な価値が出てくるのではないか。
そして、そういう意識が起こると同時に、藩主、社長、snsの有名人が、
ブランド品の様に浮き上がってくる。
そういうブランド品的存在は、
全くの無名の人から見ると、「ひろゆきやホリエモンは上手くやっていやがる」、
と見えるのだが、
当のひろゆきやホリエモンもお互いにそう思っているので、
結構すぐに合流してしまう事が多くて。
例えば最近だったら、林真理子が日大の理事長になるとか、
ちょっと前なら竹中平蔵がパソナの社長になるとか、そういう現象が起こる。
明日の参院選でも、名前だけがあるブランド品的存在が大勢出てくるのではないか。
これをyoutubeとかで言うと、収益化している存在と言ってもいいかも。
いくらいい動画を作っても収益化していなければ意味はない、
と、ひろゆきが言っていて。
青汁王子の切り抜き動画でも作ってまず収益化してからやりたい事をやればいい、
などと言っていました。
見る方は別に単純接触効果で繰り返し見ている内によくなってくるので。
中身はなんでもよく。
そういう状態を、何にも属していない人が見ると、
「ホリエモンやひろゆきは上手くやっていやがる」と見えるんじゃなかろうか。
今回の安倍元首相襲撃事件でも、
犯人は、安倍元首相と宗教団体のつながりなどを言っているらしいが、
実は安倍元首相も宗教団体も、お互いに収益化した存在だからコラボしただけで。
という訳で、無名の1個人がいくらいいミステリーを書いたって、
収益化した存在でなければ、全く相手にされないんじゃないか、とか思うんですね。
もしかして、永山さんが二次に残るというのも、
「ミステリーズ!」の中では収益化した存在だからではないのか、とか。
犯人当てクイズなどで。
そんな事を思いました。