AWC 勘ぐりすぎたかしらん   永山


        
#1814/3620 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/06/07  20:12  ( 53)
勘ぐりすぎたかしらん   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「華麗なる一族」第八回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 今回のポイントになりそうなエピソードは次のような感じ。

・大同銀行は頭取の三雲に続いて、副頭取の座にも日本銀行からの天下りが就いた。生
え抜き派の綿貫専務らは状況打破を画策するも手詰まり。
・それを知った大介は芥川に命じて綿貫を接待。内情を聞き出し、利用できると踏む
と、自ら綿貫と会い、まずは綿貫の身内が経営する石鹸メーカーへの融資を、大同に代
わって阪神銀行が引き受けると約束。その代わりに、阪神特殊鋼への出資を増やすよう
に頼む。
・大介は鉄平を料理屋に呼び出し、久々に会食。その席で融資の件について、阪神銀行
では引き受けられないが、外国の企業に融資してもらうインパクトローンができるよ
う、外務省などに対して便宜を図ってやるからどうだと持ち掛ける。鉄平はありがたく
受ける。
・資金調達に目処が付いた鉄平は、高炉建設に関しても強気に出る。社内会議で難色を
示す経理部に対して、突貫工事をしてでも早く航路を完成させるべきだとそのメリット
を説き、社長の支持を取り付けた。
・大介は阪神特殊鋼の経理で、送り込んだスパイでもある銭高から内情を聞き、阪神銀
行から特殊鋼への融資は今後形だけにすると言い出す(※この辺り、説明がなくてよく
理解できず ^^;)。
・二子はお見合い話に全然乗り気でないことに、相子や大介からの非難が強まる。特に
大介は、兄の鉄平が二子を応援している事実を取り上げ、このまま二子が見合いを蹴っ
て、一之瀬と結ばれようとするのなら、鉄平を許せなくなるし、鉄平や一之瀬のいる阪
神特殊鋼がどうなるかも分からん、と不穏な空気を仄めかす。
・二子は鉄平に迷惑を掛けてしまうことの不安を、一之瀬には正直な気持ちをそれぞれ
伝えるが、兄はそんなことは起こらない、父は融資の面倒を見てくれると約束したと答
える。一之瀬は、ことの大きさと自分の無力さに無念を滲ませつつ、二子との交際をあ
きらめる口ぶりで答えた。
・次男の銀平の妻が流産(男児)し、母体は命は取り留めるも、二度と子を産めなくな
った可能性が高いと分かる。元々子を欲しがっていない銀平は気にせぬ素振りだった
が、大介から「阪神銀行を継ぐのはおまえだ。私はおまえの血が流れる孫を、それも男
の子を見てみたかった」と強い調子で言われて、動揺する。
・相子は子が産めないようならさっさと別れて、銀平に新たな嫁を取らせましょうかと
言うも、大介は即座に却下。じきに小山田家の力が必要になるとの理由だった。
・大同銀行の三雲頭取は、鉄平からの増資等の請願を、綿貫専務らの協力もあってス
ムーズに受け入れる。
・大介は長女の夫である美馬に、阪神特殊鋼のインパクトローンの話をできるだけ“遅
らせるよう”に言う。
・急ピッチで進められる高炉建設だったが、あるとき、突如爆破事故を起こした。それ
は死傷者が出るレベルの大爆発だった。

 こんなところで。
 最後の爆発事故シーンのあと、大介に電話で事故発生が伝えられるんですが、大介の
表情を見ると普通に驚きと焦りの色が浮かんでいたような。
 私なんかてっきり、大介の意を受けた工作による事故だと思いました。つまり、大同
銀行との合併を有利に運ぶべく、三雲頭取の責任で阪神特殊鋼へ融資させ、爆破事故で
融資がほぼ無駄になり、三雲は責任を取って頭取の座を降り、代わって綿貫が就く。綿
貫は大介には恩があるし、小さいながら弱味も握られているので、あとは言いなり……
というような流れになるんだとばかり。大介が真に驚いていたってことは、爆破事故は
あくまで事故なんでしょう。ここからどうなるのかが、俄然気になり出した。
 あと、次男銀平の恋愛沙汰もどうなるのやら。妻の流産を経て考え方が変わるとは思
えないし、元恋人も再登場を果たしていないから、何かあるんだろうけど。

 ではでは。





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