#1796/3621 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 21/05/18 20:00 ( 21)
斜め上を行く決着 永山
★内容
漫画家の星野架名が逝去。五十七歳。ご冥福をお祈りします。
影響を受けた少女漫画の一つが、星野架名作品のとある短編でした。柊あおい「耳を
すませば」にも共通するあるテーマが響いたし、印象に残ったのかもしれない。調べて
みると、コミックス未収録。読み返すには関西に戻って古雑誌を探さなくちゃ。
フジテレビ系で放送のドラマ「イチケイのカラス」第七話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
縦糸となるエピソードだと思っていた過去の事件が、拍子抜けするほどあっさりと決
着。それも主人公の活躍ではなく、敵対していた日高の判断によるものだから、何とな
く消化不良。途中までは最終回に向けて盛り上がって行く雰囲気に満ち満ちていたの
が、こういうオチでは最終回にはなり得ないわな〜。
もし今回のようなことが現実に起きたとしたら、ドラマで描かれた以上の大騒ぎにな
るんじゃないかしらん。欧米の捜査ドラマなら、あの検事が関わった案件は全て調べ直
し!となるのが常道ですが、日本でも同じかどうか気になる。
忖度した判決を出すよう指示した“上”と、主人公の入間らが対決するのが今後の縦
糸になって行くんでしょう。ただ、“上”の正体を突き止めるには、日高が今の段階で
はまだほっかむりを決め込んで、最高裁長官になった方が早かったんじゃないかしら
ん?(^^; 同じフジテレビ系列で放送されてきたドラマ「踊る大捜査線」で和久刑事が
言っていた「正しいことをしたければ偉くなれ」がそのまま当てはまりそう。
ではでは。