AWC 絵本感想>桂三枝の落語絵本シリーズ(7) さよなら動物園


        
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★タイトル (XVB     )  10/07/30  07:39  ( 23)
絵本感想>桂三枝の落語絵本シリーズ(7) さよなら動物園
★内容
桂三枝の落語絵本シリーズ(7) さよなら動物園   

作: 桂三枝
絵: 黒田 征太郎
出版社: アートン
本体価格: 1,500
ISBN: 4861930448 

桂三枝先生の落語絵本シリーズは環境をテーマにしていて、小さい子供さんはわかりに
くいのじゃないかなと思います。読ますから環境がそろそろわかってきた9歳、10歳の
子どもたちがいいんじゃないかなと思います。
舞台は閉鎖される前の動物園、情報仕入れ係りのチンパンジーがゴリラの関西弁で話か
けてきてきます。深刻な話なのだけど、2頭が関西弁で話すので少しは場を和らげる効
果はあったのでしょう。チンパンジーとゴリラの会話はむねをちくちくさします。そし
て決定的なのが、大文字に書かれている「人間のオモチャみたいじゃないですか」確か
に私たちは動物の考えが言葉ではわかりません。動物園にいるのは他の国で捕獲した動
物を飼育しています。もともとは野生だったものを研究のため子供に喜ばすためとつれ
てきています。
「人間のオモチャ」となっていますね。でもそれをどうすることもできないのですよ
ね。
どうしたらいいでしょう。今後何回か姪っ子とお話して回答ができたいいなと思いま
す。
シリアスな絵本だったけど、最後のおちもぴりりと効いているものの笑えます。 





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