AWC ネコソギナイ  らいと・ひる


        
#2720/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (lig     )  05/02/13  20:09  ( 46)
ネコソギナイ  らいと・ひる
★内容

 去年の九月から発売が延期されていた西尾維新の「ネコソギラジカル」がよ
うやく店頭に並びました。
 書店によっては、平積みの部分がまるまる無くなっていて、店員に聞いてみ
たら在庫もなかったとの話も……(真偽のほどは不明)。

 今回発売されるのは3部作のうちの上巻だけなので、完結してから買おうと
去年の九月の時点では考えていたのですが、これだけ待たされるとついつい買
ってしまうというのが人の常。
 というか、売り切れ続出との噂を聞いていたので、思わず買ってしまったと
いうのがオチですが。(実際には、余裕で買えました)

 なにしろ、古本屋に出るまで待てるほど、私は辛抱強くありませんから。

 今回、冒頭の登場人物紹介(一覧)はある意味凄いな。今までに登場した人
物も含めているけど、総勢64名、どれも個性的な名前ばかり。逆にむいみち
ゃんとかみいこさんが普通に思えてくる。




<AWC大賞


 少し遅くなってしまいましたが、大賞受賞の方々おめでとうございます。
 二人とも票を投じた作品(麻村帆乃さんの「春が来たよ」は部門賞で投票)
ということもあって、自分のように嬉しく感じてしまいます。

 特に永山さんの天衣無法の方は、長編部門という読まれる方が少ない中、大
賞に選ばれたということで、これを機により多くの人に読まれれば良いですね。

 個人的な話、完成度は「失楽浄土」の方が上だと思っています(あくまで天
衣無法と比べた場合)が、物語に対する愛情は「天衣無法」の方が上のような
気がします。
 もちろん、愛情を込めただけでは作品が良いものになるとは限りませんし、
その愛情の差も読者の単なる勘違いかもしれません。
 ただ、前にも書きましたが、昔の「F&M大賞」の関連シリーズの雰囲気を
継承するような作品と感じてしまったのが、個人的には一番と思ってしまった
理由です。


 まあ、個人の好みの問題を他人や作者に押しつけるのは良くないですね。い
ろいろ語りたいこともありますが、これくらいにしておきましょう。

 






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