#2373/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (gon ) 04/10/01 08:33 ( 35)
妄想は呑むほどに 久作
★内容
そろそろ我慢して寝ないと。
しかし呑むと堪え性が無くなり自粛すべき書き込みも、ついついしてしまう。御迷惑な
方は、御免なさい。
先達て、国分寺を「仏教チェーン」と書いた。いや、一応は律令体制の下、全国は天皇
の直営地であつたのだから、そぉ言ったまで。古代の政体を表現した積もりであった。
するってぇと、中世以降はフランチャイズ制かとツラツラ考えてみると、よく解らん。
いや、例えば近世幕藩制は、恐らくフランチャイズ制に庶いんだけれども(将軍に信任
されて独立的権力として独占的に領内を支配し、税率なんかでも独自性が認められてい
た)、一方では転勤族であって、フランチャイジーの理念型とは決定的に異なる。国替
えとか改易って側面では、大名はチェーン店の店長さんに過ぎない。しかし一方で、幕
末に雄藩は幕府の意向と一致せぬ独自の動きをし、戦争までした。挙げ句の果てに、幕
府は大政奉還に当たって、大名に一応は諮った。此の態度は君主(チェーンの社長)で
はなく、盟主(フランチャイズ本部の社長フランチャイジャー)に見える。大名は、明
らかに、チェーン店ではない。
此処まで考えると、江戸幕府は、都合の良いときは専制君主(チェーン店社長)を気取
り、都合が悪くなると構成員に自己責任論を押し付けたのではないかと疑える。自己責
任論とは即ち、「僕は自分のことには責任もつけど、自分以外の人の責任は絶対とらな
いもんね」と言っているに他ならない。即ち、他者に就いての責任は他者にだけ負っ被
せるって、まことに御尤もな論理である。幕府が、其れまでの幕閣による専断を放棄
し、重要方針(大政奉還の是非)を決定するに当たり、大名に諮った時点で、大政奉還
は定まったってことだ。人様に対し偉そうにするは、他者の責任をも面倒見る覚悟あっ
てのことである。責任なくして権限は存在しない。権限を行使したければ、人様の責任
すら背負い込まねばならぬ。故に、権限を持つ者を、日本語では「責任者」と謂う。抑
も日本語を乱す者は義務教育の修了者とは認められず、義務教育を修了していない者が
参政権を持つことを国法は認めていないと思うのだが、にも拘わらず、そぉいぅアホタ
レデンガクが「責任」なる言葉を使う事例は、「辞職することではなく、過去の修正も
含めて職務を全うすることこそ私の責任」(←責任とらぬが責任ってか?)とか「就任
し重責に戦慄しております」(だったら辞めろよ)とかぐらいか。真に都合の良い「責
任」があったものだ。こぉいぅ族は多分、ふしだらな事をして相手に「責任とってよ」
なんて謂われると、金科玉条の如く「君の自己責任だよ。俺は知らない」って言ぅんだ
ろぉなぁ。こぉいぅ政権を支えている票の少なからざる部分は、女性であるらしいが、
なるほど、今だに此の国は、男にとって住み易い。めでたし、めでたし。