#2331/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 04/09/11 18:51 ( 37)
がんばれロボコン 永山
★内容
ABUアジア太平洋ロボコン>
テレビで生中継してたのを観た。三回目となる今大会は、韓国ソウルが舞台。
第一回は、ロボコン発祥の地とされる日本で開催され、日本は二チームとも
(開催国は二チーム出られる)準決勝までに敗退。確か、金沢工業大が準決勝
で、敗者復活してきたベトナムに負けた。決勝はそのベトナムと、順当に勝ち
上がった中国の激突。大方の予想を覆し、ベトナムが記念すべき大会を制した。
第二回大会。こりゃいかんと奮起した日本が乗り込んだ先はタイ。ところが
またもや準決勝でタイに敗れる。そのままタイが優勝。
で、今回。満を持して登場した日本代表は、国内予選をぶっちぎりの強さで
優勝した東京大学。が、予選リーグでベトナムに負け、一勝一敗。各組二位の
最優秀チームに与えられるワイルドカードの権利も逃し、何と初の予選敗退。
決勝は地元韓国をも下したベトナムと、悲願の初優勝を狙う中国との争いにな
り、ベトナムが二度目の優勝を飾る。なお、最高の栄誉とされるロボコン大賞
には、国内に部品がない中、中古車市場に毎日通って廃品を集め、手製の部品
でマシンを作り、大会でも最短ゴールデンゴールを決めたモンゴルが輝いた。
ちなみにワイルドカードを得たのも、このモンゴル。
観ていて思ったのは、日本のチームは、何となく志が低いなと。技術力の高
さを示すゴールデンゴールを端から狙わず、相手の邪魔をして勝つ作戦を立て
ていた。ルールで認められているのだから、この戦法に文句はないし、ベトナ
ムや中国といった上位進出国も、妨害作戦を取っていた。
ただ、ベトナムや中国は、その上でゴールデンゴールをも狙えるマシンを作
ってきていた。戦法を一つしか持たない日本が、これらの国に敗れるのは必定
だったのかも。
加えて、日本は妨害マシンが動作不良を起こしたのが痛かったのだが、その
原因が、どうも競技場の床が、日本国内予選の床と材質が違うか何かで、摩擦
が異なったせいらしい(車輪の回転数で距離を測って自動停止する仕組みだっ
たので)。何でそんなおかしな事態が起こるのか、分からん。他国は力を発揮
できていたようだから、日本だけ損をしたのかいな(某巨大掲示板を覗いてみ
たら、陰謀説が(笑))。
摩擦の変化は競技を重ねることでも起こるだろうし、会場の湿度や照明等か
ら影響を受けるとも思える。それらを想定して、短時間でプログラムを修正で
きる体制を取っておくべきだった(練習走行の時間は与えられていたのだし)
が、あとの祭り、結果論。
ハプニングやトラブルに強いマシンで、次こそ優勝を期待。
ではでは。