#6572/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #6570 ***
★タイトル (AZA ) 11/03/21 00:02 ( 23)
数の素 永山
★内容
エッセイ「素数は私を裏切らない」を記した小川洋子という人は、『博士の
愛した数式』(新潮社)を書いた方なんですね。映画化作品を劇場で観たとい
うのに、すっかり失念していました。
OAKさんご紹介の素数の話を読んで、確かパズル作家の芦ヶ原伸之も素数
に関する面白いパズルを作っていたんじゃなかったかなと思い、調べたいのだ
けれど手元に関連書籍が今ないので検索したところ、芦ヶ原伸之がお亡くなり
になっていることを知った。しかも七年前。遅まきながら合掌。
私の記憶にあった素数のパズルというか面白い話も、検索で見つかりました。
本で読んだ際の記憶と合わせて記すと、
「5882353という数は大変不思議な数だ。588の二乗と2353の二
乗を足すと5882353になるのだ。この数を電話番号にしている家に掛け
て、『お宅の電話番号、何の変哲もない数だとお思いかもしれませんが、実は
凄いんですよ』云々と教えてあげたい誘惑に駆られたが、変人扱いされそうだ
からやめた」
「だが奇特な友人がいるもので、実際に5882353に電話してみたらしい。
残念ながら、お堅い事務所につながったとか」
「5882353が素数と分かったときはさほど驚かなかったが、十七倍して
みてたまげた」
――こんな感じだったかと。『一生遊べる奇想天外パズル』(芦ヶ原伸之
光文社文庫)に載っていた話です。
ではでは。