#5147/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 08/09/11 00:08 ( 35)
今日はすんなり書き込めた 永山
★内容
オフ会。
どうしましょう。
OAKさんが関東に行かれる日になるべく合わせて、私も東征をと考えてい
ましたので、個人的にはいつでもかまいません。おっと、安楽椅子探偵ウィー
クは除く(笑)。
AWCにつながりにくい。
時間帯によるのか、私もつながらないことがあります。それまでは順調に表
示されていたのが、日付が変わってから書き込もうとすると、つながらない場
合が増えているような。
お題。
自分で出したテーマで書けるか否かは、考慮しなくていいのでは。「読者か
ら作者へのリクエスト」ぐらいのつもりで、気軽に応募してもらった方が、活
性化につながるんじゃないでしょうか。
漢字、回と廻。
回と廻は同じと見なしてよいようです。漢和辞典の廻の項目に、「廻は正字、
回が書きかえ字、古くから回と同じに用いられた」とあります。
再利用に向かないトリック>
この間の「名探偵コナン」、密室トリック(の構造というか要因というか)
が、有栖川有栖の某短編と同じだった。調べてみると、有栖川の方が十年以上
早く使ってる。
だから何という訳ではなく。
ただ、トリックには再使用向きとそうでないものがあるなじゃないか、と感
じた次第。個性の強いトリックだと、一番にぱっと思い付く活かし方が、誰で
も同じになりがちなんじゃなかろうか。つまり、話の展開そのものが、どうし
ても似てしまう……。
矛盾することを書くけれど――あるトリックを再利用と分かって使う場合、
作家は当然、元の作品とは違う物にしようと志す。ならば、元の作品と似通っ
てしまうほど個性の強いトリックは、そもそも再利用しようとは考えまい。そ
の辺のセンスも、プロの推理作家には必要なんだろうなぁ。
ではでは。
#5160/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #5147 ***
★タイトル (mor ) 08/09/19 12:32 ( 34)
まとめレス・守屋>永山さん
★内容
>トリックには再使用向きとそうでないものがあるなじゃないか、と感じた次第。個性の
強いトリックだと、一番にぱっと思い付く活かし方が、誰でも同じになりがちなんじゃ
なかろうか。つまり、話の展開そのものが、どうしても似てしまう……。
なるほど。そう解釈すれば、いろいろ思い当たります。
子どもが犯人だったという二階堂黎人作品を、島田荘司が新しい密室トリックだと持
ち上げていましたが、たまたま最近、図書館で借りた別作家の2冊が同じく、小柄な子ど
もの姿ゆえ目撃者に見えなかったというトリックでした。島田荘司が絶賛するほど独創
的かな? と疑問だったので、「どうしても似てしまう」に深く頷きました。
>**小説風小説>
> メタ小説風小説。メタらしく作者が作中に出て来るが、実は登場人物の一人に過ぎ
ず、世界は自分が生み出した物だという妄想に取り憑かれている……
「ドグラ・マグラ」に似ていると思われそうですね。「再使用向き」の話とつながり
ますが、妄想という落ちは誰でも思いつくだけに、先行作品と書き分けるのが難しいか
もしれません。
> 共作風小説。複数人で執筆したように見えて、実際は一人……
メインのトリックではなく、途中でネタが割れてからまだもうひとつ仕掛けが、とい
う使い方なら新鮮味があるかもしれません。クローズド・サークルで一人が消えたよう
に見せかけるというバリエーションの一環で……でも、やっぱり誰か書いていそうに思
えますが。
> 逆パターンもあり得る。極普通の小説だと思わせてリレー小説だった、とか。読者が
驚くかどうかは別ですが(苦笑)。
これもクローズド・サークルならば、面白いかもしれませんね。
思いついたのですが、小説家の集まりで実際の事件が起き、複数の小説家がそれぞれ
自作の名探偵を勝手に登場させる、というのは? つまり、本当にはいない人物の発言
なんかを、本当の会話に混ぜて作ってある記録しか手がかりがない、という状況なら…
…。
ややこしいだけ?