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★タイトル (GSC ) 99/ 9/26 22:11 ( 41)
ドラ日記 /オークフリー
★内容
今日は、末娘のQ子とお母さん(妻)が、名古屋ドームへ野球のデイゲームを見に
行った。中日ドラゴンズのマジックが6、二位の巨人ジャイアンツと3.5ゲーム差
で、いよいよ優勝が近づいたとはいえ、なかなかすんなり勝てない。
今日も今日とて、私は勉強の傍ら、ときどきラジオのスイッチを入れて中継放送を
聴いていたが、相手投手の緩急自在なピッチングにすっかり翻弄され、僅かにルーキ
ー福留の活躍で2対1と中日がリードしていた。
しかるに最終回、阪神タイガーズの代打ジョンソンが、ピッチャーソン・ドンヨル
の速球をスリーランホームランして、一挙に4対2と逆転されてしまった。
私が野球放送を聴くときは、必ずと言っていいほど、いつもドラゴンズが負ける。
腹立ち紛れにラジオのスイッチを着ると不思議に中日の調子が良くなり、スイッチを
入れた途端に相手チームに打たれる。諦めて放送を聴かずにいると決まってドラゴン
ズが勝ち、我慢して最後まで放送を聴くときは大抵負ける。
そういうことがあまり度重なるので、妻や子供たちは、私に野球を聴くなと言い、
縁起やジンクスなどを全く信じない筈の私も、だんだん放送を聴くのがおっくうにな
ってくる。
思い起こせば、過去ドラゴンズがペナントレースで優勝した年は3回とも私が野球
に興味を無くしていたときであり、その翌年、力を入れて放送を聴くようになると何
故か中日は全然強くないのであった。
今年も、開幕当初の11連勝の頃あまり聴かずにいて、負けが込んできた5・6月
に熱心に聴いたし、最近調子がよいのも私がラジオを聴かないからということになり
そうだ。
さて、話を先ほどの試合に戻す。
私は何を勘違いしたのか、阪神タイガーズのジョンソンがホームランを打ったとき、
これでさよなら負けと思いこみ、すぐにラジオを止めてしまった。
1時間ほどして、妻と娘が帰宅し、
「万歳 万歳をやってきたよ!」
と言ったので、
「何を言ってるんだ。負けて万歳なんかするか!」
と私が言ったら、
「山崎がホームランを打って、中日が勝ったでしょうに」
と言う。
「えっ、そうだったのか。しまった! ホームグランドだから、中日が後攻だったん
だ。ジョンソンのホームランでさよなら負けとばっかり思って、スイッチを切ってし
まったよ。」
「『きっと今頃お父さんもラジオを聴いてるよね! だから負けそうなんだ。でも、
ホームランを打たれた途端にラジオを切ったんじゃないかなあ』って言ってたんだよ」
正にその通りであった。
私は野球においても、不運な巡り合わせであるらしい。