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吉外信報 6 大舞 仁
★内容
※の研究
マングース型妖怪ゾンビ変種ムササビのすべて
変態教授大舞仁自らがメスを奮い、謎の怪人※の生息場所の研究、捕獲、解剖
した結果を報告します。
1 捕獲場所
依然はAWCの森にも生息していましたが、今ではたまにしかお目にかかる
ことはできません(AWCの森には※の天敵が多いみたいです。天敵につい
ては後で紹介することにします)。ただ今※住処としては、SFを掲げてい
るものの邪悪SIGに変わってしまったSFDB(作者コメント わたくし
の故郷です。面白いですから興味を持った方はいらっしゃい)、赤子もだま
る畏怖の神域FREE、QLD、廃虚など多数の場所で生息を確認しており
ます。
2 身体的特徴
解剖してわかったことなのですが、マングースの要素を持ちながら、羽が生
えていた妖怪マングースだったのです。これにはわたくし大舞仁も驚きまし
た。
ここでマングースを知らない人がいると困りますので、マングースの紹介を
しておきましょう。マングースはほ乳類でありながら、蛇を喰い殺してしま
うという恐ろしい習性を持った生き物です。あなたはマングースの顔を見た
ことがありますか、実にあどけない顔をして抱きつきたくなるぐらいですが、
恐れを知らず、あの蛇を喰い殺すなどという暴挙に出てしまうのですから実
に恐ろしい生き物です。
この怪人※はマングースでありながら、どこかで改造手術を受けたものか
(もしかしたら自らメスを奮い、羽を生やしたのかもしれません)自由に木
の上で飛び回る高度な技を獲得したのです。
怪人※が各地を飛び回る羽も興味深いですが、彼の排泄器官にも特徴的な
ものがあらわれています。それは興奮すると脱フンしてしまうということで
す。カッコウは他の鳥の巣にほいほいと少しキバルだけで卵を産みつけます
が、この怪人※は木の上から、下の動物の頭めざして、しかも百発八十中ぐ
らいの確率で、フンを落としてしまうのです。
フンを落とされた動物はたまりません。なにげなく歩いているだけで、べ
っとりとしたとっても臭いフンが頭の上に落ちてくるのですから、ある意味
ではマングース型変種ムササビは他の動物から忌むべき存在にみられてしま
うのは無理ないことでしょう。
3 知能
アホのふりをしていますが、かなりの知能を持っていることをその脳味噌
を食べてみるとわかりました(脳味噌はたいへん美味しかったです)。
どのような知能かと云うと、そのフンの落とし方が特殊であります。まずむ
やみやたらにフンを落としていないことが被害者を見ているとわかります。
被害者がどのようなものか、研究・調査した結果、マングース型変種ムサ
サビはフンを落とす方法には三通りあるのがわかったのです。
まず一つは明らかに他の動物から馬鹿だと思われている方に落とします。
フンの落とし方、結構マトを得て賢いことを云っている場合もときたまある
のでわたくしもほほうと感心するときがあります。
一つは、堅気の方に落とす方法です。
ある程度の年数を持った方、しかも律儀に、相手にしてくれそうな方には何
度でも懲りずにフンを落とします(忌み不明なフンと的確なフンのときがあ
ります)。これは被害者がぎゃーぎゃー怒るのを見て、げらげら腹を抱えて
喜んでいたのがヘソのでっぱりぐあいからわかります。しかもフンを落とす
にしてもどんな方法でフンを落とせば、より効果的に相手が怒り狂うのか、
緻密に計算した知能犯であることが各種採集したフンの種類でわかります。
最後の一つは、無差別フン攻撃です。
なぜか、堅気の方でも新人の方、おとなしい方にも差別なく平等に落としま
す(忌み不明なフンを落とすことが特徴的です)。だたし、フンを落として
も張り合いがない場合は一度でやめるときもあるかと思えば、相手方の怒り
方を判断して、何度でもフンを落とす遊び相手へと進級する可能性もありま
す(恐いですね)。無差別フン攻撃は無差別を装いながら、より多くの天敵
を求める賢い方法であったのかもしれません。
4 天敵
脳髄を解剖してみた結果、AWCの某氏との間でかなり深い亀裂を発見しま
した。その亀裂は並たいていのものではなく、おそらくそれが契機となって
マングース型変種ムササビはフン落としの快感を覚えたようです。
さらに脳髄を便所培養液に浸した結果、脳髄は叫びました。「カラコロム、
カラコロム、カラコロム・・・」
そうです。カラコロムこれこそ、ムササビハンターの間で忌み不明の哭き声
と恐れていた言葉だったのです。どうやらムササビハンターとマングース型
変種ムササビはお互いに興味は持っていたようですが、それは愛ではなく愛
しすぎて憎悪していていたようです(生前、邪悪SIGなどで思いだしたよ
うにカラコロム、カラコロムと哭いているのが、死後硬直が始まった今でも
聞こえてきます)。
他に天敵とは違いますが、遊び相手にはこと欠きませんでした。某SIGの
(VANの必殺お庭番ともいう)某京都弁を司る方などは非常によい遊び相
手だったようです。それから少しこの方と応答の仕方が似ているAWCの某
方もよい遊び相手のように思われていました。
5 顛末
ああ、なんということでしょう。解剖して、その死骸を置いて、明日火葬に
してみんなで食べようと思っていたのですが、死骸はどこかに行ってしまい
ました。
これも死骸のそばにメスをたまたま置いていたせいで、自ら死んでいること
にも気がつかず、フンを落としたい! フンを落としたい! その熱すぎる
情熱から自らの身体をメスでちくちく融合して復活、そして逃げ出してしま
ったからです。
恐るべし、その生命力! その復活力! 誰にもこれは真似できません。
さあ、みんなでカスミ網を持って、殺しに行きましょう!
6 コメント
以上のことからマングース型妖怪ゾンビ変種ムササビは、研究材料としては
非常に面白いもの(かなりひねてますが 苦笑)を持っていると思います。
大舞 仁