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★タイトル (XVB ) 94/ 2/12 12:15 ( 55)
吉外信報 3 大舞 仁
★内容
宗教
源は善なり末は悪なり
源は善なり
人は弱い生き物です。生物学的には卵子と精子がくっついて、無から有になるだけ
なのですが、反対に死ぬときは有であったものが無になるだけなのに人が例えようも
ない恐怖感を覚えます。
そこで人が死んだ後の世界、つまりあの世というものを想像した方が、現実をその
まま見るよりも、たやすく、また救いがあるというものです。
そこでもしあの世のことを考えるとして、あなたが蛆虫うようよ醜女うようよの世
界と鳥が歌い花が咲き金銀の屋敷に囲まれた世界があるとしたら、どちらを選びます
か。同然金銀の屋敷を選ぶでしょう(わたしも楽しい方が好き)。
日本の場合も宗教(この場合仏教)が入ってくる前のあの世のイメ−ジは蛆虫うよ
うよの怖いところ。
宗教(仏教)が入ってきてからのあの世のイメージは金銀の屋敷で楽しい世界。
キリスト教でも悪いことをした人は地獄にいくが、いい行いをしたのは天国にいく
というのも、あちらの世界に対して不安を持っているから、そういう思考ができたの
だと思う。
生前の行いをして地獄極楽にいくって宗教(仏教・キリスト教・イスラム教だけは
よくわからん)でよく言われていますが、あれも一種の楔の役目なんです。もし悪い
ことをした人、よい行いをした人関係なく、地獄極楽のないあの世だけというのなら、
わたしゃどんなことをしてもいいんだ、へっへっへっへと悪い行為に走る方って多い
と思うのです。
つまり宗教の根本の基礎となっていることは、人間のあの世感を和らげるためだと
思っとります。
末は悪なり
元々宗教は善なのですが、今現在の宗教は悪だと思います。
花嫁、花婿がバンザーイする某宗教は論外でさらにガイチキ(TV見てて視聴者と
してそれなりに楽しませてもらったけど)だと感じとります。
他に比較的おとなしい(といってもTVに放送されないだけだけど)でもおかしい
ところが沢山あります。まず一度宗教団体に入るとカンパじゃ、教祖様に御布施をし
なさいと強制するところ、あれはほんのお礼のつもりだから、ちょっとでいいんじゃ
ないの? って思うのですけど、彼らにして見れば御布施(お金)の大小で、神様の
ご利益が違うってことなのですね。
「ふーん、神様って、お金が好きなのだ。さぞかし金のお風呂に金の便所の豪邸を
持っているのですね」ってわたし心にもあることを言ってしまいそうになるの。
それに脱会をしようとすると、家族に不幸が訪れますよって脅迫するか? わたし
が神様だったらそんな人に不安を抱かせるようなことしませんね。
宗教入るのはそれぞれの自由とかで勝手ですけど、出ていくときも同じぐらい、来
るもの拒まず、出るもの拒まずの精神でいてもらいたいものです。
わたしとしては、神様でも教祖様は嫌いですが、昔のアニミズム的なものは好きで
す。アニミズムに一票を入れたいです。すべてのものに感謝。
参考*アニミズム
霊魂・神霊・精霊・生霊・死霊・祖霊・妖霊・妖怪などさまざまな「霊的存在」へ
の信仰・信念をいう。広義では、人間はもとより山川草木鳥獣虫魚や人工物などあら
ゆる存在に霊魂や神霊・精霊などが宿るとする観念や感覚を含む。
歴史読本世界「宗教」総論より
大舞 仁