AWC 長篇散文詩 魔の満月10<最終回> 直江屋緑字斎


        
#207/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (QJJ     )  87/ 6/15  10:58  (229)
長篇散文詩 魔の満月10<最終回> 直江屋緑字斎
★内容
==============================
     長篇散文詩 魔の満月    直江屋緑字斎
              昭和52年9月書肆山田刊 改訂版
==============================

3   (*2)

至高の秘儀ともいうべき王家の処刑は 既に枯死したボウの苑を囲
む三つの恐怖の淵に設けられた冥王の座で執行される  エレーア
恋の初峰入り  我が生と死の賜物よ  紫焔(しえん)に包まれ
た哀切  その苦悶よ  エルドレは虚ろなエレアの死の瞳を想起
する  オルリー公は種々の拷問を加えられた後 第二の冥王の座
で狂死する  第三の呪いの座に供されるはずのエルドレは 高僧
たちに匿(かくま)われ フネを駆って彼地を後にしたのだ  宇
宙を支配する縄墨はその代償に聖地を第三の冥王の座に就かせるの
である  あの赤く膿んだ星天の唯一の故郷は暗黒の斑(ふ)ヘと
変じている  篭目(かごめ)と称される不吉な唄を想起せよ
後門の狼と前門の虎とを併せもつ者は誰か  六芒星(ろくぼうせ
い)の北と南の中央に位置する恐怖の帝国  此地はエルドレに与
えられた冥王の座なのだろうか  天円地方と唱えるに相応しい土
地を見回すと 暗がりの中に十三個の金色の宝輪を戴(いただ)い
た十三階の塔がある  その周囲に五つの彫刻が見える  エルド
レは四角い地面の中央を大壑(たいがく)が恢然(かいぜん)とし
て走っているのを知る  その底から 得体の知れない湯気ととも
に甘美な匂いが湧出してくる  頭脳を優しく舐(ねぶ)る性質の
香り  エルドレは深い亀裂を覗き見る  尻尾の長いもの 短い
もの 縮れているもの 千切れているもの  種を問わず 億千も
の黄斑点をもたぬ近眼の生き物が 白い長大な門歯を研いでいる
葡萄酒(ぶどうしゅ)は臭みを消す  ビールは脂を流す  脂と
よく馴染むのは老酒だ  仕度ができたら晩餐(ばんさん)の鈴を
鳴らせ  山椒(さんしょう)と米粉を塗(まぶ)した蒸し豚に手
をつけながら四方山(よもやま)話に花咲かせよう  鬱金(うこ
ん)や姜黄(きょうおう)で彩られた貝柱と野菜の炒(いた)めも
のはちょっと辛いので ぐいと盃(さかずき)を傾ける  殻付き
の海老の煮込みに無闇に涎(よだれ)を垂らすな  麦芽糖を塗っ
た家鴨の丸焼きが喰えなくなるぞ  シェフの腕を褒(ほ)めたら
色恋の奥義をも聞き出そう  木耳(きくらげ)と鮑(あわび)と
筍(たけのこ)のスープを啜(すす)り 誰か唄でも歌わぬか
踊りは早いが カードぐらいはもういいだろう  扁桃と百合根の
菓子に茴香(ういきょう)や肉桂(にっけい)や砂仁の峻烈(しゅ
んれつ)な芳香が混り くらくらする  呂律(ろれつ)が回らな
くなったら奥歯を噛みしめる覚悟だけはしておけ  韮(にら)を
微塵(みじん)にしてよく絞った点心は生姜(しょうが)の入った
酢醤油(すじょうゆ)で食すべきである  ちょっと待て  蓋を
したまま茶を喫(の)む男よ  まだ食い足りぬなら 台所に行っ
て枸杞(くこ)の若葉を入れた粥(かゆ)でもぶち込め  さっさ
と裾張蛇(すそはりえび)の変生でも抱いて 夜の沈静(しじま)
に溺(おぼ)れよう  鼠(ねずみ)は固陋(ころう)な大食漢で
ある  新物件反応は彼らの舌を頭脳の上位に遇している  崖下
の鼠(ねずみ)どもはいかなる料理を喰っているのだろう  エル
ドレは彼らが喰いながら大量に脱糞し即座に交尾し出産する様を見
る  凄(すさまじ)じい葷羶(くんせん)と増殖と死よ  何と
いう欲望の谷底  エルドレは胃の分泌液をすっかり迸(ほとば
し)らせると透明な貌を上げる  硝子細工のように清澄な肉体に
蒼い光芒(こうぼう)が生じている  エルドレは十三重のストウ
ーパに近づく  塔の扉には上半身が浮彫で下半身が装飾画になっ
た新生児が描かれている  差し伸べた右手には翡翠(ひすい)の
色をした硬玉が載っているのだ  おお あの竜骨を宿す卵
“説文解字”でその五つの徳を謳(うた)われた玉  万年の長寿
と偉大な神力の素たる霊芝(れいし)を髣髴(ほうふつ)させる神
秘  エルドレはかつて味わったことのない眩暈(げんうん)と昂
(たかぶ)りの只中にいる  エルドレは己れの透明な肉体から脱
け出て一個の魂と化す  肉の枠組はそのとき周囲の彫像と同質の
物体となる  永劫(えいごう)の時が与えられているのだ  扉
に貼り付いた姿勢のまま  エルドレは内部を見る者へと変ずる
魂の遍歴は“物質の幻惑”にどのような形態を与えるのだろう
博奕(ばくち)は男にとって不可欠である  大負けした後で酒を
呷(あお)り 余勢を駆って旅に出る  自転車泥棒を相棒にして
狂い咲きの桜を探すが 商店街の造花しか見当たらぬ  焼棒杭
(やけぼっくい)と何とやら  あなたが必要よと言った女が擦れ
違う  昼寝から覚めると尾鰭(おびれ)の切れた金魚を掬(す
く)う  咫尺(しせき)を弁ぜぬ奴など放っておけ  牝猫がし
きりに頭を摩り寄せる  女の身上話は躯(からだ)に毒だ  留
守宅で一服しよう  保線係の躯(からだ)が裂かれて自動車が炎
上する  痔(じ)を治療しようと思うなら両手を血に塗(まみ)
れさせなければならない  巨鯨を愛する女の緋色の寝巻が飄(ひ
るがえ)る  彼らの眸(ひとみ)は何と優しいのだ  午前二時
に若者は餅(もち)を搗(つ)く  怡然(いぜん)として三尊天
井はいかな憂目を齎(もたら)すか  肉体を残して エルドレは
第一の彫刻に向かう  方格規矩鏡を持った女の束ねた黒髪を左手
で鷲掴(わしづか)み 中太の大刀を振り翳(かざ)した男  エ
ルドレはとっさに二つに分離し 男と女の中に入り込む  閃光が
走る  刀が月光に映える  鋼の像は生命を帯びているのだ
獰猛(どうもう)な男は惨酷な歓びに喜々としている  女の細首
に刀が喰い込んだとき 女の咽喉(のど)を介して断末魔の叫びを
あげる  だが そのア忽(しゅくこつ)の何という満喫  死と
はこのように充実したものなのか  女は鏡に映る己れの耀(かが
や)く瞳を垣間見る  満月の妖艶な光が注いでいる  数百の巨
大な仏像の無表情な貌が微かに乱れたようだ  男は首なしの胴に
太い腕を突き入れる  食道の緊縛がたまらない  さらに深く差
し入れ臓物を一気に掴(つか)み出す  生温かい血の塊が食欲を
そそる  眼球を硬い指で抉(えぐ)り出し 開いた穴に舌を深く
這(は)わせ 脳漿(のうしょう)を存分に啜(すす)る  何と
いう甘美で濃(こく)のある夢  このような芳醇(ほうじゅん)
な味がこの世にあろうとは  エルドレは酔い痴れる  窮して濫
するとはこの事だ  玉の第一の徳とはその光が仁を表すことであ
る  男は女への精一杯の思い遣りから 散乱した遺体を鼠(ねず
み)どもの饗宴(きょうえん)に投げ入れる  女の中に入ったエ
ルドレは ばらばらになった肉片に従って己れが四散するときの特
異な快感を知る  尻から雷鳴を発する小人たちは月上からこの光
景を見ているに違いない  弔いのために嘴(くちばし)の曲がっ
た鷺(さぎ)の群が花椒塩(かしょうえん)を撒(ま)いているの
だから  エルドレは第二の像に侵入する  金縷玉匣(きんるぎ
ょくこう)を着せられた少年を空中にぶら下げる巨人の彫刻  巨
人は少年に何ら落度がないのを心得ている  清廉潔白な人間ほど
手に負えぬものはない  巨人はまず細い指を毟(むし)る  少
年の瓜実(うりざね)顔が南瓜(かぼちゃ)のように歪むのを楽し
みながら手首をウ(も)ぎ取る  少年は失神するのを歯を食い縛
って怺(こら)えている  巨人は苦笑いすると ウ(も)いだも
のを崖下の鼠(ねずみ)どもに投げつける  少年の首筋を摘(つ
ま)んで それがたちまちに喰われてゆく様を見せつける  少年
は下等動物に喰われてゆく己れの肉片を必死に見続ける  頭脳と
感覚を支える発条が弾けると 全身に鋭い痺(しび)れが走る
この痺(しび)れは 妙なるかな 不思議な戦慄(せんりつ)を喚
起し 煽情的だ  腕の付け根から足指に移り 太股ももうない
巨人は最後に首を拈(ひね)ると 絶命した胴体とともに崖に放り
込む  生真面目にもほどがある 最期まで眼を開けていたと反芻
(はんすう)し 大笑いする  巨人の中のエルドレは 一つ一つ
千切るあの感触で 何やら心が洗われたような気持である  玉の
第二の徳とは その透明度が廉直さを表すことである  蝋燭(ろ
うそく)を銜(くわ)えて天門を照らす人面蛇身の神ならば 瞠目
(どうもく)の美少年を火の番人の列に加えるだろう  第三の彫
鐫(ちょうぜん)は 智力あふれる姫君を鈍重で卑しい下僕が鉄の
棍棒(こんぼう)で打擲(ちょうちゃく)するものである  卑屈
な薄笑いを下唇に泛(うか)べた下僕は根気よく何度も鈍器で殴り
つけ 躯中(からだじゅう)の骨という骨を砕き 姫君を軟体動物
に化させる  蛸(たこ)のようになりながらも 賢(さか)しい
姫君は凛(りん)として威容を保ち 鞏固(きょうこ)な意志でこ
の唾棄すべき低能を嘲(あざけ)っている  骨が砕ける解放感に
馴致(じゅんち)して せいぜい喜悦の微笑を泛(うか)べれば
この糸瓜(へちま)の皮を見下したことになる  姫君はそう決心
すると 骨の崩れゆく痛みがまるで恋人のように思えるのだ  下
僕は既にぐちゃぐちゃになった姫君の躯(からだ)を骨刀で縦に裂
き 内容物を綺麗(きれい)に掻(か)き出す  姫君は今や一枚
のひらひらした皮になる  蝋(ろう)を万遍なく塗ると 外套
(がいとう)のようにすっぽり装着する  下僕は あの気高き智
性はこの通りすっかり手に入ったと得意満面である  玉の第三の
徳とは その玉の敲(たた)いた時に生ずる澄んだ音が智性を表す
ことである  エルドレは 己れが紙のように風に戦(そよ)ぐ軽
快さと 泥のような流動物になって味わう粘着性とに新鮮な興味を
感じる  澱(よど)んだ空気と 満月の奇怪な吐息と 数百の巨
大な視線を浴びて 第四の鋳物に入り込む  数人の囚人の陰茎を
切り落とすナイフ使いの像に 今まで試みたことのない魂の分割法
で侵入する  股間からどくどくと血と小便が噴き出している
エルドレは性器のない男というのを体験する  周囲が妖異で淫靡
(いんび)な微光で隈取られる  皇帝に叛いた猛々しいまでの反
骨は雪崩のように溶解し ひたすら従順な気持が萌える  ナイフ
使いに尻を振って取りなしを頼む  目尻の釣り上がった若い男は
煩(わずら)わし気に取り合わず 男たちの陰茎を鞣(なめ)して
いる  ナイフ捌(さば)き一つで勇士たちさえ御せるのだとほく
そ笑む  囚人たちは若い男の手伝いをしようと 股間の出血をも
意に介さず 己れの男根を鞣(なめ)し始める  若者の逸物を弄
(まさぐ)って媚(こび)まで売る始末だ  ナイフ使いはよく鞣
(なめ)された皮を繋(つな)ぐと これこそ勇気凛々(りんり
ん)たる鞭と有頂天になる  空を切る鋭い音  数百の巨像の唇
が仄赤(ほのあか)い  しゅるっというただの一鞭で 哀れな腑
抜けどもを谷底へ叩き落としてしまうのだ  玉の第四の徳とは
その玉の曲げることのできぬ硬さが勇気を表すことである  エル
ドレは性器のない女の場合はどうなるのだろうと烹煉(ほうれん)
を加える  踊りの最中にハイヒールの踵(かかと)が外れ 女は
酒宴のテーブルに倒れ込む  深く交わると深山のような躯(から
だ)に中(あた)る  年寄と子供に気を遣うな  甘やかしては
位が下がる  星空を凝視すると全天は滅亡する  エルドレは五
番目の最後の彫像に乗り移る  滅蝋法(めつろうほう)でできた
類稀(るいき)なる美女  ナイフ使いがこの美女を穢(けが)す
全能の神である  おお 胴のない頭で人を喰い 嚥(の)み込む
前に毒が躯(からだ)に回る大食漢  泥漿(でいしょう)をかけ
て焼かれた縄蓆文(じょうせきもん)のある三足の黒陶が砕ける
乙女の胸から零(こぼ)れ落ちたのである  美女の体内で エル
ドレはこれまでの生贄(いけにえ)のような身の毛のよだつ末路を
期待する  男は指先に鉄の鉤(かぎ)を填(は)めると 女の紗
(しゃ)の衣を引き裂く  股を大きく開くと 黒々と生い茂る繁
みの中でふっくらした白桃が実っている  おびただしい巨大な眼
が開かれる  溜息さえ洩れるようだ  乙女は恥辱のあまりに失
禁する  乙女に憑(つ)いたエルドレは昂奮(こうふん)する
乙女の器からとろとろと蜜(みつ)が流れる  蓋も開き始め 薔
薇(ばら)色の果肉が覗く  女らしい喘(あえ)ぎさえ聞こえる
枚(ばい)を銜(ふく)め  静謐(せいひつ)の一時である
素早い業でナイフ使いの右手が辷(すべ)り込む  乙女は激痛が
走るのを知る  裂けんばかりに瞠若(どうじゃく)する  苦悶
の叫びすら出ない  男は力を罩(こ)めて子宮の奥まで腕を貫き
掌を大きく開いてまた結ぶ  乙女の声帯から血が吐かれる  あ
の鉤爪(かぎづめ)が襞筋(ひだすじ)に喰い込んでいるのだ
そのまま右手を引き抜くと 血塗(ちまみ)れの膣(ちつ)の内壁
と子宮が裏返されて躍り出す  ナイフを器用に揮って くるりと
根元から抉(えぐ)ってしまう  世紀の美女は絶命する  ただ
一度の悦楽と苦痛とを記憶しながら  エルドレは 女が女でなく
なる時は死を迎えるのだと知る  五番目の最後の徳とは その玉
の角の鋭さが公正さを表すことである  生命とりの洞穴で塔が哭
(な)く  一人とて遁(のが)れられない  汝(なんじ)は死
せん滅ぼされん  散壊空の理によって 仏塔は五つの徳ともども
崖下へと崩れ落ちる  ナイフ使いは飛込台から真逆様に墜落する
彼は墓に臥(ふ)す  時は出発の鐘を鳴らす  田舎から出て来
た新聞記者が呑屋で門前払いを喰らう  家庭教師は女の膝枕を冀
(こいねが)い爆笑の的だ  建築家が映画の看板を熱心に見なが
ら腕を組む  おいおいあんまり影人形を使うなよ  小男の世界
チャンピオンは純朴だ  近思録を看ながら餓死した酒客  人間
は錯誤には縁のない存在である  エルドレの魂は今や数百の肉片
の中に分割されている  淋巴腺(リンパせん)が脹(は)れ躯中
(からだじゅう)に紫の斑(ふ)をつくる病に罹(かか)っている
に相違ない  鼠群(そぐん)は億千を超過している  恙虫(つ
つがむし)はその何十倍の数に達している  彼らは肋骨(ろっこ
つ)を包んでいる上等の脂肉をしゃぶる  この闇の底は窓から覗
くしかない  下がれ 破落戸(ごろつき)め  エルドレは生贄
(いけにえ)たちの肉とともに己れの魂が咀嚼(そしゃく)されて
いるのを知る  エルドレの魂は一挙に天文学的数字に分離する
魂は黒死病に罹(かか)るだろうか  鼠(ねずみ)どもの小さな
器官の中を通る  次々に排泄(はいせつ)される  何という灰
身滅智の作用だろう  精液と糞の中にエルドレは取り憑(つ)い
ている  造形思考は感情から生まれるのではない  汚濁は安住
の地だ  世界の母胎は肛門に符合する  これは生滅四諦の法則
である  鼠(ねずみ)の兆億の糞の粒からほんのりと湯気が昇る
広大な湯気の世界とともにエルドレの魂はある  天の種々の方向
にある雪のような光の帯  壁に住む巨人たちの不思議な音楽が聴
こえる  まず三つの声部が絡み合う  高音部が中心になり 低
音がそれを温かく支えてゆく  エルドレのゆらめく光の帯は皓々
(こうこう)と燦(きらめ)く満月に晒(さら)され 緋色のオー
ロラに変ずる  五つの楽章に頒(わか)たれた旋律が流れる
それぞれの楽章は一つの定旋律によって有機的に結合してゆき 珠
玉のごとく結晶する  オーロラが一条の細い糸になって エルド
レの肉体が握る硬玉を通じて体内に注がれる  透明な躯(から
だ)に赤味が差す  魂は帰還する  呪いと栄光を浴びて蘇生す
る  我が主人公“物質の幻惑”は飛翔(ひしょう)する  黄金
のサンダルと魂の肉体的特性によって熟した天体に向けて浮揚する
巨大な仏像の合唱は頂上に昇りつめる  それぞれ固有の歌を紡ぎ
出し 自由に流動しながら 太い一本の糸に収斂(しゅうれん)す
る  おお素晴らしき調和  暗黒の空に架かる月の下に 世界は
幻惑の譜を夢に見て 最後のピアニッシモを敲(たた)く
                                       (詩集 魔の満月 了)




前のメッセージ 次のメッセージ 
「CFM「空中分解」」一覧 直江屋緑字斎の作品
修正・削除する         


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE