#159/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (XFG ) 87/ 3/20 2:12 ( 24)
☆☆ T’s Pencil Vol.8 ☆☆☆☆☆
★内容
デジタル・ディズニーランドのミッキーマウス
昔、ウォルト・ディズニーと言う青年がいた。絵を描いて生活したかった彼
は、毎日家のガレージで、絵を描き続けた。いつかは、自分の絵を認めてもら
える時がくると信じていた。そんなある日、ガレージに一ぴきの鼠が入ってき
たそして、彼はいつの間にかその鼠と仲良くなり、鼠は、毎日のように彼の机
で遊ぶようになった。
そのうち彼は、ハリウッドへ移り、数年が過ぎたときにふと思い出したのが、
この鼠の事だった。こうして生まれたのがミッキーマウスだった。
「どうだい、この入力装置は。こうやって、手で包むようにしてテーブルの
上を動かすのさ。」
「何だか、鼠に似てるな。」
「そうさ、だからこいつの事をマウスって呼ぼうとおもうんだ。」
「そいつは良い。」
「それから、こいつを動かしたときの移動距離を表す単位を決めなきゃ。」
「こんなのはどうだい。マウスと言えば、ミッキーさ。」
「良いアイデアだ!それでいこう、単位はミッキーだ。」
こうして、世界中の子供達に大人気のミッキー・マウスは、デジタル・ディ
ズニーランドでも、僕らの人気者になったのさ。
TOMO