AWC 型から一毫もはみ出ない   永山


        
#3562/3601 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  25/07/24  17:28  ( 27)
型から一毫もはみ出ない   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係」第三回を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 安定はしているけれども、型にはまりすぎていて意外性や驚きを欠く。前回の感想で
も意外性の乏しさに触れましたが、今回はさらに拍車が掛かった感じ。
 まずサブタイトル『反射した真実』から、防犯カメラ映像を捜査材料のメインとする
本作で、反射と来れば、通常なら見えない物が鏡的な何かに映ることで見えるようにな
っていた、というネタであることは想像が付きます。実際、その通りでした。
 次に、被害者がシングルマザーで、続いて捜査一課の青柳刑事もシングルマザーであ
ることが描写されるに至り、今回は親子がテーマと推察できる。兼ねてから匂わせてい
た?通り、青柳と井垣刑事が元夫婦であることが明示され、そこから井垣らSSBCに
青柳が単独(かつ独断)で加わり、捜査を継続するのも期待通り。捜査をやめるよう圧
力を掛けてきたのが大物政治家で、犯人はその息子というのも、さらには犯人の携帯端
末のパスコードが母親の生年月日をひっくり返した数列という辺りも、テーマ:親子に
沿った設定と言えます。
 まさに、こういうフォーマットがあってそこに当てはめて形作った物語、という印象
を受けました。ここまで型にはまっていると、すべてが想定の範囲内に収まっているよ
うに見えてしまい、お話が面白くても、損をするというか、ちょっと減点されても仕方
ないかなと思える。
 もちろん、黄金パターンの面白さは認めつつも、最先端の捜査の一つを取り上げてい
るのだから、ストーリーの方ももっと捻ったものを堪能したいというのが視聴者の欲求
じゃないかしらん。
 前回の感想で少し触れた、名波凛太郎査定官説ですが、やっぱりないかな。(^^; 今
回、名波が伯父の官房長官と二人きりで話す場面が割と長くあり、上の仮説があり得る
としたら、ここはそれっぽいやり取りがあってしかるべき所でしたが、一切なかった。
名波の“ワル浅見光彦”ぶりには伯父までしんどく思っているのが示されたくらいか。

 ではでは。





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