#2456/3619　◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  22/10/24  19:28  ( 26)
掌上感満載　　　永山
★内容
　前の書き込みで“城塚”とすべきところを、“塚城”にしてた。訂正済み。

　日本テレビ系で放送のドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」第二話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
　初回に続いて、第二話も小粒っちゃあ小粒。ロジックで魅せる本格推理らしさはいい
として、霊媒絡みの立脚点が何となく頼りなくて、すぐに瓦解しそうな印象を受ける。
たとえば犯人が故意に偽の手掛かりを残した場合を、端から完全に除外して推理を進め
ているのは気になる。多少言及し、否定してから先に進んで欲しいような。またあるい
は、今回の場合、鏡に付着した血痕を、付けた当人（犯人）が拭き取ったものと決め付
けていたけれども、厳密さを求めるのであれば、鏡に血痕が付いたことに犯人は気付か
ず、その後に鏡を見た者が汚れと思って拭き取った可能性を考慮するのもありなんじゃ
ないかしらん。
　で。
　信を置いている個人のミステリ感想サイトでの本書への感想が、今のところ、私がこ
のドラマを観た感想とほぼほぼ重なっている。てことは、うまくだまされている証のは
ず。
　なので、立ち止まって、改めて考えてみたんだけど、うーん、さっぱり分からない。
ここから本格推理のど真ん中を行くストーリー展開になるとは、どういうこっちゃ？　
楽しみである反面、凄く不安でもある。映像としてうまく見せられる物なのかどうかと
いう不安。先に小説を読み終えておくべきだったと後悔しないですみますよう、今から
願掛けしとこう。(^^)
　とにかく、今回も妙な演出がいくつかあって、怪しさはさらに深まったけれども、こ
れ自体が作者の思惑に引っ掛かっている気がする。あからさまに過ぎるし、上述の感想
サイトの感想とこれまた同じなんだよな〜。

　ではでは。