AWC 敢えてもやっとさせる   永山


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#2322/3611 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  22/08/17  19:59  ( 24)
敢えてもやっとさせる   永山
★内容                                         22/08/21 17:31 修正 第2版
“どっちがどっちとは言えない”>
 ↑この説明と、あと純文学的云々という話を聞いて、合点が行きました。
 ミステリは基本的に白黒はっきりさせるお話になると思うので、純文学とミステリそ
れぞれのいいとこ取りは難しそう。
 あー、でも綾辻行人『霧越邸殺人事件』は曖昧さを残したことが評価を高めています
ね。純文学的というニュアンスではなく、ミステリに超自然的な物をうまく落とし込ん
だ形ですが。
 なので、作中で提示した謎の一部を謎のまま残し、曖昧な形で終わらせる、あとは読
者の解釈にお任せするという幕引きはありだと思います。多分、ミステリの読者も納得
するはず。もちろん、一つも謎解きされてないとか、ミステリとしてのメインの謎を放
置して些末な謎だけ解いたとかだと、読者にそっぽを向かれるでしょうけど。


ドラマのミニ感想>
 NHKで放送の海外ドラマ「アストリッドとラファエル」第三回『呪われた家 前
編』を録画視聴。ネタバレ注意です。
 ずっと一エピソードを前後編に分けるスタイルで行くみたいなので、前編だけで語る
ことはあんまりないのですが……とりあえず今回の終盤で、殺人犯かもしれない男が潜
んでいる可能性が高い屋敷の地下を捜索するに際して、何で刑事と文書係(ともに女
性)の二人だけで、しかも夜に行くの? まあ夜行くのは、一刻も早く見付けたかった
という理由付けができるとしても、二人だけでたいした武器や防具なしに出向くのは、
どう考えてもおかしいのでは。

 ではでは。





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