#2272/3619 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 22/07/04 20:00 ( 22)
じっちゃんの名は。 永山
★内容
日本テレビ系で放送のドラマ「金田一少年の事件簿」最終回『オペラ座館ファントム
の殺人』(後編)を録画視聴。ネタバレ注意です。
先週の感想で記した不安は、一応杞憂に終わり、一安心。鍵のトリックも、曲がりな
りにも描かれていた。ただ、ネタを知っているせいか、鍵のトリック員関連する場面だ
け、凄く浮いている印象も受けた。そもそも、袋に入れて保管・監視する理由がないよ
うな。剥き出しのままテーブルに置いていれば事足りそう。それだと誰かが強引い持ち
去る恐れがあるとでも言うのであれば、鍵にワイヤーを結わえて、天井から吊しでもす
ればよかったんじゃないの。
鍵のトリック関連で言うと、雑誌記者の発言が不自然に聞こえたなぁ。疑わしい人物
に対して、「じゃあ、閉じこもってみるか?」的な誘い水の台詞を吐くのは唐突で、も
しかしたらこいつも犯人(共犯者)ってことに改変したのかと勘ぐってしまった。まだま
だ犯行継続が予測される状況下でなら、閉じこもる意味はまああるけれども、本作の展
開であれはないんじゃないかなーと。
剣持警部は、原作通りとは言え、襲われて気絶させられ、軟禁されるという大失態。
そこからの立ち直りが脳天気で、軽すぎるのが残念。
で、今回一番驚いたのは、剣持警部が、金田一一がしばしば口にする“じっちゃん”
が誰なのか、これまで知らずにいたこと(笑)。なるほど、確かに今シリーズで初めて
出会い、細かな紹介なしに付き合いが続いていたら、そりゃあ、知らないままでいる可
能性はあるわな。折角の面白いネタ何だから、これも犯人特定のロジック辺りに使って
欲しかった気がする。
ではでは。