#2234/3622 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab ) 22/06/04 10:44 ( 38)
感想>「元彼の遺言状」2回 朝霧三郎
★内容 22/06/04 10:54 修正 第3版
偽物だ。と思いましたね。
昔、江藤淳が、
石原慎太郎のヨットは本物だが開高健の釣りは偽物だ、
と言いましたが。
その本物、偽物ってなんなんだ、というと。
例えば、鳩山邦夫の蝶へのこだわりは本物だと思いますが。
そういう本当のビョーキの人が小説は書けばいいのであって、
ただ、有名になりたいから、的な人が書いても、と。
この作者の新川帆立は山村教室なる創作教室に通っていたというが、
そこのホームページを見てみたら、
森村誠一が「作家志望人口は500万以上と推定され、年々増えている」とか。
500万人も、偽物がいて作家になりたいと思っているのか。
しかし、500万人もいれば、お茶や花の家元みたいなもので、
その中で有名になった人をその他色々が消費するという
市場が成立するのではないか、と思いました。
作品に関しては見るべきところなし。
東大卒の弁護士でプロ雀士という肩書だけで売れると思ったのか、
「このミス新人賞」の版元は。
ドラマの1回と2回が「このミス新人賞」の原作になっているところというので、
2回だけ見ましたが。
わざわざFODに申し込んで。
(tverで見られないというのが、せこくて又ムカつく)。
弁護士ではなく犯罪者が書けば面白いと思うのだが。
こういう創作塾に参加した”本物”が、
周りの”偽物”に何か罰を与えるとしたらどんな罰があるか、
などと想像する。
そういう自分もミステリーに関しては”本物”ではないので、
普通のミステリーは書こうとは思いませんね。
ただ、メンヘラ系とか、自分で専門としている分野があるので、
それをミステリーに転用しようかとは思いますが。