#2229/3622 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 22/05/29 19:31 ( 29)
外れ率高し 永山
★内容
ネットニュースの芸能記事で、今シーズンのドラマで(見始めたものの)見るのをや
めたドラマのランキングが出ているのを発見。
一位と、どっちも文句を言いつつ継続視聴しているわ〜。
そしてランキング五位までに入っていると思っていた下記のドラマが、意外にも入っ
ていなくて驚き。(@_@)
日本テレビ系で放送のドラマ「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」第六話を
録画視聴。ネタバレ注意です。
うーん? ザ・普通って感じの出来映え。“オカルトネタを科学的に解明”する様を
描くドラマのフォーマットに則った、そこからはみ出ることのない造りだったと思いま
す。作中で超常現象的なことはすべて解明されつつ、幽霊の実在を匂わせて終わるとこ
ろまで既視感いっぱい。ある意味、安心して観ていられたとも言えますが、驚きや気付
きの感覚に乏しいので、退屈とも言える訳で。
で、このドラマでは超常現象的なことどもの実在をやや肯定的に描く傾向があると感
じるんですが、今回の幽霊ネタはどう受け止めればいいのか迷う。上に記したように、
定番ネタとしての幽霊匂わせなのか、今後の展開にもつながってくる幽霊話なのか。前
者だとすると、先週のエピソードで完全に超常現象肯定のサイドにハンドルを切ったよ
うに見えたのに、逆戻りしていることになる。あるいは、どっちつかずのスタンスを取
り続けることこそが方針であり、前回と今回の落差はその表明なのか。的外れな深読み
かもしれませんが、だとしたらシリーズ通しての構成が分かりにくい証になってるんじ
ゃないかと。
オーソドックスと書きましたが、解明に至るくだりはオーソドックスではなく、省略
の嵐。たいした調査の過程を視聴者に見せることなく、ほぼいきなり解明が始める。そ
してそのあと、物証捜し。普通、逆だと思うんですけどね。不可思議に見える現象に対
して仮説を立て、調査して証拠を集め、それから解明。なのに今回のエピソードでは、
仮説から解明に至るプロセスが省かれていて唐突。しかも解明のあと証拠を探すから余
計におかしな感じになったような。
ではでは。