AWC 感想>「最も疑われない容疑者」・守屋


        
#6786/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (mor     )  11/08/01  22:32  ( 21)
感想>「最も疑われない容疑者」・守屋
★内容
 オチはよかったです。ジェフリー・アーチャーが同じオチの短編を書いていました
ね。
 ただ、敬語の使い方にぶれが大きく、読みにくかったのが難点です。ワン・センテン
スの中に同一人物への敬語が入っていたり、いなかったり。

>私を物珍しげにお見つめになっていたのを思い出す。

 「お見つめになっていた」? 初めて見る表現かも……。細かい文法は知りません
が、自然な敬語は「見つめておられた」ではないでしょうか。

>周りの人達が合格の判定をおくだしになったのは、皆の反応で理解できた。

 なんだか無理やり「お〜〜になる」「お〜〜くださる」をお使いになってくださって
いらっしゃいませんか(笑)。「なさった」「いただいた」「いらっしゃった」なども
使い、文章に変化を持たせるべきでは。
 反面、

>カリーナも意を決していた。

 と、敬語なしの文章も多く混じっています。そのあたりの一貫性があれば、スムーズ
に面白く読めたのになあ、と思いました。





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