AWC 賢治感想>虔十公園林/ざしきぼっこのはなし  $フィン


        
#6768/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  11/07/26  21:21  ( 24)
賢治感想>虔十公園林/ざしきぼっこのはなし  $フィン
★内容
虔十公園林/ざしきぼっこのはなし

作: 宮沢 賢治
絵: はた こうしろう
出版社: 岩崎書店  
税込価格: \1,050
(本体価格:\1,000)
発行日: 2005年
ISBN: 9784265071067
	
虔十公園林
虔十はいつも口をあけて笑っているような子供でした。でも子どもらはそんな虔十を馬
鹿にしてわらうのでした。けんじゅうって「けんじ」ゅうってことじゃないかと思う。
賢治の思いがくちをあけて笑っている虔十に託されたのではないか。杉を植えることは
最初何にもならないとみんなから考えられていたけど、虔十がチブスにかかって死んで
も、杉ばやしは残り、本人は死んでも杉だけは残るものなのですね。そして公園までに
なっていく。賢治自身もみんなから笑われようとも自分がやりたいと思ったことはやり
たかったのだと思います。

ざしきぼっこのはなし
ざしきぼっこって大人にならないうちに死んだ子どもがざしきぼっこになるとか聞いた
けど、このざしきぼっこって子どもがたくさん集まれば、10人いるところが11人になる
不思議な子どもなのですよね。東北にいったら一度あってみたいです。そして飴でもあ
げたいです。





前のメッセージ 次のメッセージ 
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧 $フィンの作品 $フィンのホームページ
修正・削除する         


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE