AWC 絵本感想>うさぎのくれたバレエシュ−ズ  $フィン


        
#6542/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  11/03/10  02:46  ( 20)
絵本感想>うさぎのくれたバレエシュ−ズ  $フィン
★内容
うさぎのくれたバレエシュ−ズ

作: 安房 直子
絵: 南塚 直子
出版社: 小峰書店
税込価格: \1,365
(本体価格:\1,300)
発行日: 1989年
ISBN: 9784338069113

ちょっと賢治のセロ弾きのゴーシュに似ている感じがしました。ゴーシュも動物たちの
力を借りて、セロがうまくなる話でした。
この主人公の女の子は5年もバレエがうまくならない。たんじょうびにもたなばたさま
にも祈ってもうまくならない。でも本当は何か心の中で屈折があって、バレエも少し嫌
いになって上手になる=ジャンプする自信がなかっただけじゃないかな。そんなおり小
包でぴんく色のバレエシューズが届きます。ここから少しづつファンタジー領域に近づ
いていきます。うさぎの靴屋さんでシューズをつくって、うさぎたちと踊る。ファンタ
ジー最高潮!! でもそれは心の中で生まれたファンタジーだと思います。一種の夢の
ようなファンタジーで通過儀礼をとおして主人公が成長したのだと思います。






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