#6400/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 10/12/08 20:54 ( 29)
再生と再評価 永山
★内容
iPS細胞を用いた治療、脊髄損傷の小型霊長類で成功。慶大他のグループ。
首脊髄を損傷して手足の麻痺したマーモセットに対し、iPS細胞から作っ
た神経の基になる細胞を移植したところ、約一ヶ月で立ち上がり、握力も回復。
飛び跳ねるまでになったとか。
記事で気になったのは、損傷から九日目に移植するのが最も効果的、として
ある点。どういう理屈で九日目と算出されたんだろ。人間に応用する場合でも、
やはり九日目なんだろうか。厳密に九日という意味ではなく、一週間から十日
前後ってことなのかもしれませんが。
四十年ほど前なら、こういうトピックスがその可能性だけでも報じられた途
端、SFっぽいミステリのネタになってると思う。脊髄損傷でベッドから動け
ない人物が、まだ実験段階のiPS細胞による治療を密かに受けて動けるよう
になり、殺人を犯す、ってな具合に。
マイク・タイソンやシルベスター・スタローンらがボクシング殿堂入り内定。
どちらもびっくり。よくない素行が目立つタイソンが選ばれるのは、時の流
れだとして、映画「ロッキー」を作った功績もボクシング殿堂入りの理由にな
るとは面白いです。
この他にも“メキシコの英雄”フリオ・セサール・チャベス、“豪州の雷”
コンスタンチン・チューも殿堂入り内定。ボクシングファン的には、この二人
も超が付くほどのビッグネームで、非常に豪華な顔ぶれ。
私は、チャベスとメルドリック・テーラーとの世界王座統一戦を観て、チャ
ベスのファンになりました。試合は六十八戦全勝のチャベスが押され気味で、
判定では負けが明らかな状況で最終十二ラウンドに突入。倒すしかないチャベ
スは猛攻を仕掛け、残り二秒でKO勝ちを収めるという劇的な結末。現実の試
合でこんな逆転劇があるなんて!としびれたもんです。
百勝以上をマークし、六敗しかしなかったチャベスが、まだ殿堂入りしてい
なかったことが意外……。
ではでは。