AWC 私の構想(ネタ)


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#6192/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (GSC     )  10/07/18  06:58  ( 85)
私の構想(ネタ)
★内容                                         10/07/18 08:28 修正 第3版
@引用開始@
 思い付いたものの、自分では作品の形になかなか結実させられそうにないプ
ロットやトリック、その他ちょっとしたネタを公開して、他の方がもし使えそ
うなら使ってもらおう、という趣旨です。既存作品に同じもしくは酷似したネ
タがあったらごめんなさい。
@引用終了@

 私OAKも全く同じことを考えています。
 永山さんの場合は、文章力・創作意欲・資料を調べる技術等、十分な
パワーをお持ちですが、OAKは全く駄目で、随想や回想録ならまだしも、小説
などの創作は不可能です。
「もし 百歳くらいまで生きられたら、じっくり取り組んでみたいなあ」
 と考えた時期もありますが、先日、
「明らかな糖尿病ですね」
 と主治医に言われたので、もう小説を書く時間も元気もありません。
 という訳で、私の構想を下に書いてみます。
 1.は、十数年前に、永山さんにもお話したことがありますね。そして、
実際に少しだけ自分で書き始めたのですが…。

   1.
 現在の地球は人間が栄えているけれども、かつてはマンモス(あるいは
恐竜?)や爬虫類が繁栄した時代もあったという。
 であれば、今後の地球はどうなるか?
 人間の次の時代(文明)は鼠であろう。鼠たちは、人間の油から生じた
燃料を〈石油〉としてエネルギーに使用するから、例えば東京などは、
有数なる石油の産地となるに違いない。
 鼠の次はゴキブリの時代となる。人間が最も大切にしてきた材木や紙類
(パルプ?)は、彼らの絶好の住居となる筈だ。要するに、人間の時代に
「清潔・不潔」とされた感覚が、ゴキブリの時代には逆になるであろう。
 ごきぶりの次に繁栄する動物は、ゴキブリの腸内に住んでいる寄生虫、
やがてこの寄生虫が、宿主のゴキブリを滅ぼして文明を作る。
 そして最後は、ゴキブリの寄生虫をむしばむ細菌の時代が来る。しかし、
その頃には地球や太陽の寿命がつきて、やがて大爆発を起こすのかな?

 上記は私の単なる創作に過ぎないが、大なり小なり、地球はこれと似た
ような変化(経過)をたどることになるのではないだろうか。
 だから、警告あるいは覚悟の意味も兼ねて、私はこの予測を小説に
書き残したい。けれども、小説となると、恋い物語や心理描写、そして私の
最も苦手な情景描写を織りまぜなければならないから、OAKには絶対に無理
なのだ。

 1.がSFだとすると(私はSFの意味すら知らないが)、2.および3. は、OAK
の大好きな歴史小説である。ところが、歴史小説を書くためには、
膨大な資料を参考にしなければならず、例えば、当日の天候が晴れだったか
雨だったかということまでも、今や総てわかっていると聞いたことがあり、
もしそうだとすると、とても私などでは歯が立たない。

   2.
 私が一番不思議に思うのは、豊臣秀吉が、秀頼を何故自分の本当の子供だと
信じていたのかという疑問点である。周囲の人々や後世の人間が疑いを
持つのは当然としても、あれほど頭が良くて、世の中のことを何でも察知
できる秀吉、しかも、彼自身が大変な好色家、他の女性には子が出来なかった
というのに、ちゃちゃ姫(淀殿)を、「決して浮気をしない女だ」と
信じ込むことが出来たのだろうか?
 そこで私は、次のようなことを考える。
 (1) 秀吉はちゃちゃを、この上なく愛していて、浮気など問題に
ならないほどだった。
 (2) 浮気を知っていても、ちゃちゃ、およびその相手を、広い心で
許した。
 (3) 自分の才覚で取った天下、自分一代で栄えさせた豊臣家を末永く
残すために、他人の子供と知っていて、秀頼として愛した。
 (4) もしかすると、豊臣家が絶えることの無いようにと、密かに
あるいは直接秀吉が命じて、ちゃちゃと誰かを密通させた。
 (5) 秀吉はやはり、ちゃちゃを完全に信じていて、秀頼が自分の子供で
あることに、針の先ほどの疑いも持たなかった。
 (6) 誰がどのように思おうとも、秀頼は秀吉とちゃちゃ姫の子で
あって、科学的には証明できないながら、それは宇宙現象の事実である。

 いずれの解釈を取るかによって、豊臣秀吉が、とてつもなく大きな人間か、
つまらぬ小さな人間か、その両極端に別れる気がする。
 その辺りの複雑な心情、権力と色欲のかねあい、加藤清正・石田三成・
大野治長……。

   3.
 私が特に無常観を覚えるのは、大阪夏の陣である。
 私はあの戦で、徳川家康が真田幸村に殺されたものと考えてみる。
 なにしろ、夏の陣が終わって1年も経たないうちに(もしかすると半年
ほどで)、家康はこの世を去るが、歴史上の記録は別として、激しい戦闘の
中、家康は真田隊の誰かに刺し殺されたかも知れない。しかし、それが公に
なれば天下が乱れるので、側近が影武者を立てて、家康が生きていたことに
する。とはいえ、あまり長い年月に渡って隠し通すことはできないから、
数カ月後に、「徳川家康は、天ぷらに当たって死んだ」とかなんとか…。

 この〈裏話〉も、私は小説にしてみたかった。





 続き #6222 秀頼に反応・守屋
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