#5884/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 09/12/24 23:21 ( 21)
デスラーの中の人 永山
★内容
あるいはサンローラン。
ほんの数年前までは、ぼんやりとしたアイディアと丸一日の時間があれば短
編を書き上げることができた(しかもそれがAWC大賞部門賞をいただいたこ
とは内緒)のですが、今は無理だと分かったクリスマス前日。
ストック分の短編をUPする手もあるんだけど、クリスマス物とはかけ離れ
た話なので、躊躇が先に立つ。結局、こうしてフレボイ用の書き込みを急いで
作成した次第。
読む年齢を選ぶ物語と二度味わえる物語――てなことを今ふと考えたのは、
漫画『めぞん一刻』(高橋留美子 小学館)を思い返したため。この作品の後
半て、若い頃に読むのと、年を経てから読むのとで、だいぶ味わいが違うと思
う。極端な表現をすれば、ギャグだと思っていたシーンが、感動のシーンにな
る、そんな感じ。
そういう作品がある一方、読む(読まれる、か?)年齢を選ぶ物語もある訳
で。単に内容の難易度だけでなく、それまでの読書歴なんかも関係してくるか
ら、一概にどの本と特定しづらいですけど。
好みのジャンルに引き寄せて語るなら、推理小説はトリックや仕掛けの“進
化”に沿って順に読むのが一番幸せなのと同じ……かな?
ではでは。