AWC 前世紀のことじゃった   永山


        
#5570/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  09/06/24  20:51  ( 30)
前世紀のことじゃった   永山
★内容
 プロレス観戦オフ。
 行きましたねー。調べてみると、九年前の八月二十日、昼の後楽園ホールで
した。全五試合と少なかったですが、大量離脱から来るイメージダウンを払拭
するためでしょう、予告編とばかりに仕掛けがいくつも披露され、その意味で
は盛りだくさんだったと言えるかも。
 モスマンの新リングネーム発表の他にも、メキシカン同士のタッグマッチに
ドラゴンゲート勢が乱入し、シリーズへの電撃参戦が決定したり、淵vs蝶野
が発表されたり、メインでは川田が新体制後、初のフォール負けを喫したりと、
地方出身者としては、やっぱり大都市は優遇されているなあと羨ましく感じた
ものです。特にメインのプチ番狂わせには、頭の上で手を打って喜んでしまい
ました。
 補遺しておくと、太陽ケア選手はタッグマッチに出場し、パートナーは新崎
人生なる選手。人生太陽って漫才コンビにありそうと思ったです。

 鶴田のリングネームも同じように公募され、ジャンボ鶴田に決まりました。
が、ジャンボというのは元々、雑誌「月刊プロレス」が鶴田の愛称として用い
ていたもので、当時は月刊プロレスと全日本プロレスの関係が親密だったせい
もあり、出来レースではと囁かれたとか。月刊プロレスのライバル誌であるゴ
ング誌は、あからさまに「しっくりこないリングネームだ」と誌上で表明した
そうな。

 昔のプロレスの試合を観ると、トップクラスの対戦では、必殺技を巡る攻防
がたいていありますね。いかにして掛けるか、いかにして逃れるか。その攻防
だけで、充分に魅せてくれる。
 それがいつの間にか、必殺技をとりあえず食らっておき、カウント2で跳ね
返したり、我慢の末にロープへ逃れたりすることで、凄さをアピールする傾向
が強くなった。結果、必殺技自体の凄味が薄れ、より危険な技を開発せざるを
得なくなり、事故の危険も高めてしまった、と……。

 ではでは。





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