AWC 読了>悠木さんの『BookS!(10)■接触■』   永山


        
#4324/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  07/08/04  23:42  ( 34)
読了>悠木さんの『BookS!(10)■接触■』   永山
★内容
 ストックしていた本の感想を書き込もうとしたところ、続きがUPされてい
るのを発見。
 前回のUPから間が空くものと思っていたので、ちょっぴり意外に感じつつ、
気持ち急いで(今日中の読了コメントUPを目指して)読みました。

 まず、気になった箇所の指摘からです。

@@引用開始(指摘付き)@@
「それだって、剣道をやっている者には常識程度だ。内容だって、おおよそ分
   ↑______________________↑
   「だって」連続。宗一郎が子供っぽく映るような

 蛇口を捻ると、冷たい水が勢いよく降り注ぐ。その冷たさに、熱を持った身
 ↑一応、「カラン」です

「でもれって、ここから随分、離れた場所なんでしょう。何でそれが、この街
   ↑「そ」脱字?
@@引用終了(指摘付き)@@

 内容について。
 前回から引き続き、日常の展開が綴られ、また大きな盛り上がり(ジャンル
的に)がないままかと思いきや、終盤に至って転調。おっ?と思わせて寸止め、
そして最後につなげる流れは、読ませるものだと思いました。
 新しい登場人物を会話に出し、そのキャラの紹介をする辺りも自然で、うま
いと感じます。今後、新キャラクターがどれだけストーリーに絡んでくるのか
にも寄りますが。
 少し大げさかもしれませんが、構成の妙が光った回ですね。

 互いの家は近所だが小中学校は異なる云々のくだりで、自作を思い出しまし
た(『そばいる』の唐沢と町田芙美)。自分の場合は、新キャラを出したい、
けどレギュラーキャラの幼馴染みにしたいってことで、ああいう形にしました
が、本作はまた別の事情から来る設定で、使い方の違いが面白いなあ。

 ではでは。





前のメッセージ 次のメッセージ 
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧 永山の作品
修正・削除する         


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE