AWC 感想>神狩り2 リッパーその2  $フィン


        
#3357/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  06/05/09  21:16  ( 18)
感想>神狩り2 リッパーその2  $フィン
★内容
神狩り2  
1933年3月 ドイツ某所 
これまでと場面はいっぺんかわって、1933年の3月 ドイツの地図にも書かれていない辺
鄙な街、そこに黒髪の男と、黒マントの男が登場する。他にはSS(親衛隊)が記号化
して登場する。その街の中の古びた教会の中には、少女とも少年ともつかぬものがあっ
た。 

ちょっと面白くなってきたかなと思う。少なくともこの章では、黒髪の男と、黒マント
の男が誰だかわからないが、人物としていきいきとしてかかれている。 

1933年 エデン・人類強制収容所 
この黒髪の男が知の巨人と 黒マントの男が総統であることがわかってきた。知の巨人
というと普通ハイデッカーを思い出すし、総統はヒトラーを思い出すことができる。し
かし、山田正紀はこの2人が誰であるか書いていないが、行間にかかれているよね。 
ヒトラーが若い頃、イギリス軍との間で、ガス中毒で死にかけたことが、ホロコースト
の発端になったらしい。否それよりも、この教会で出会った天使(堕天使蝿の王か?)
に出会ったことが、強烈な思い出になって、ユダヤ人の大量虐殺につながったといえ
る。山田正紀の筆がのりのりな章でありました。この章好きだったな。 





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