#3048/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 05/09/11 01:23 ( 39)
読了>紅さんの『月・<些細なヒント1・2>』 永山
★内容
※サイトの方で読んだものです
正式な題名は『月のない夜でさえも<些細なヒント1・2>』。書き
込みタイトルの字数制限に引っかかってしまい、やむなく省略しました。
すでに作者自身がここを覗いていないという気がしていますが。
ともあれ、まずは気になった箇所の指摘〜。
<些細なヒント1・2>
例え脅してでも、暴行加えてでも!」
:この場合の「たとえ」を漢字で書くなら、「仮令」「縦令」
まだまだこれからテストは帰ってくる予定だから、
:「帰って」→「返って」
あまりの悪さに担任に呼び出され、あわや親まで呼ばれそうになる始末。
そのうえ進級も危ない、と釘まで刺されてしまった…。
:「まで」連続で気になる。「釘を刺されて」でいいと思ったです
でもきっと怒ったような、私のことをうっとおしいと思っているような…
:「うっとおしい」→「うっとうしい」
うしろにできた影さえもが近くに寄り添いあっている。
:「寄り添いあっている」は二重表現だと思う。二つ以上の“もの”がないと、
寄り添うことはできないのだから、「あ(合)っている」は不要では?
あと、「松野」とすべき箇所三つほどが、「大木」になってました。
内容について。
今回は、ちょっと冗長なイメージを受けました。特に、月から勉強を教わる
シーン。いくら凛音の心情を表すためとは言え、くどい気がする。
それにしても、他の美術部員が相変わらずいない(笑)。
展開としては王道も王道で、面白く読ませる反面、独自色を出しにくい難し
さがありますね。
公式の字数を数えるっていうのは、なかなかいいと思いました。
ではでは。