#2395/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (gon ) 04/10/13 04:12 ( 51)
やれば出来るかもしれないが 久作
★内容
やるべきでないことを、やるのはイカン。思考停止内閣は、余りにも危うい。だいたい
甲子園で活躍した松山の某高は、直前に不祥事が発覚したものの、釈然とせぬまま無事
に出場し、大活躍を見せた。関係した高校生にとって、まぁイケナイ事をしたわけだけ
れども、出場停止もしくは辞退に追い込まれていれば、其の制裁によって心の傷は最悪
となっていただろうから、出場して良かったかもぉ、とは思っているけれども、スポー
ツのようにルールが決まっていて、参加者が目的とする所が統一しているのならば、
ルール内で何をしようと許されるのだし(強打者が出てくれば全打席敬遠したってルー
ル違反ではない)「やれば出来る」と勉励することは、寧ろ是とされる。しかし、何で
もかんでも「やれば出来る」と言い募ることは、果たして是か。元々政治的言語は、本
来の意味から、若干の重なりがあるかもしれぬぐらいの繋がりで、聞こえ良く誤解させ
る語彙を選択するものだが、自己責任に於いてのみ日本語を使用する(即ち自分にしか
通用しない用語←誤用)最近の政治家には、目に余るものがある。
11月6日の馬琴忌に向け、連載だか短編だか長編だかの読本16本を、ほぼ仕上げ
た。篇によっては99.5%が引用文だったりして、相変わらず読みにくい。経を読ん
でいて興に乗ったため全文引用し書き出しまでしてたりするからだが、引用部分は「
◆」で挟み、飛ばし読みを容易にしている積もりでもある。引用している経は、ほんの
三四本で、うち一本にしか口語訳はつけない。他のものは、単に特定の仏格の性格を説
明し、関連する咒法のマニュアルに過ぎないから、書き下しで十分に意味が通じる。た
だ一本に関しては理論を書いているので、現代人には、かなり言葉を足さなければ理解
しにくいと感じたため、不信心な日曜史家のレベルではあるが、口語訳を施した。別嬪
人妻の性に纏わる話だから燃えて訳しただけでもあるが、一般には余り知られていない
経なので、或いは新鮮かとも思う。大乗経典なので、まぁ般若心経に書いてることと似
たりよったりなんだけれども、確かに般若心経は論理の粋ではあるかもしれぬが、公式
だけ並べているに過ぎず、全く面白くない。同じ公式を、褐色ムッチムチの人妻が登場
する喩え話にしているから、まだしも読んで楽しい。解釈に当たり、「褐色ムッチムチ
の人妻」と対比するため、何故だか「色白ガリガリ処女(自称)」のエリザベス一世に
も、ちょっと登場してもらっている。公開まで三週間ばかりあるから、まだ、こんなワ
ケ解らない予告しか出来ないが、余程暇な方は、御目通しを。
ところで、遣唐使の墓が中国で見つかったらしいけれども、うぅん、まぁ中国側の政治
的思惑は措いといて(歴史って政治に利用/悪用され易い。例えば、G7で元の変動制
への移行を強請られてる中国は、変動制に移行すれば輸出が弱くなる反面、元を強力な
国際通貨とし得るけれども、差し当たっては日本円とアジア圏内で国際通貨として共存
する所から始めようとするだろうから、政治的な友好を深めた方が良いし、東北アジア
圏内での安定を考えればイガミ合ってばかりもいられず、でも互いのナショナリズム加
熱で反発し合いつつもあるから、大昔の宗主国としての美談を発表したが、思えば日本
側の邪馬臺詩関連説話などで遣唐使が虐殺された話なんかも残ってるワケで、まぁ色々
な扱いを受けていたのだろうし、美談が一つ見つかったぐらいで色めき立つ必要もない
し、現在の両国関係には全く影響させるべきではないと思うのだけれども……との穿ち
も容易に成立する←括弧内の文章が長すぎ)まぁ楽しい話題でもあった。
ただ気になったのは、中国側が丁重に葬ってくれた遣唐使は「井」って姓だったんだけ
れども、一部メディアは、中国風に姓を変えている、なんて言ってたけれども、恐らく
同時期の安倍仲麻呂なんかが中国名を使い唐の官吏として仕えたことなんかが念頭にあ
ったんだろうが、日本の国史にも「御井」って日本人の姓は明記されており、時代は遣
唐使より下るが「井」とか「猪」って苗字は在るし、実は八犬伝にも登場する。何を以
て、「井」が中国名への変更だと思い込んだか、其処の所が重要なのだが、記事では言
及されていなかった。まさか一字の苗字は中国人にしかあり得ぬと思い込んでいるのな
ら、林さんは如何なる? 森さんは如何なる? 泉さんもいようし、役(えん)さんっ
て別嬪さんに私は昔惚れたことまであるぞな。うぅん、やっぱり、政治の臭いがする…
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