#2360/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (gon ) 04/09/29 05:01 ( 64)
しかしプロ野球も 久作
★内容
何だか新たな方向に向かっているよぉな(敢えて「変な方向」とは言わぬが)。石毛氏
の四国独立リーグ構想だが、よほど巧く遣らねば養えへんぞな。田舎なんだからさ。
確かに四国は(自分たちでは)「四商」(松山・高知・高松・徳島の各商業高)って時
代もあり、四国の優勝・準優勝・勝率は、恐らく、かなり高い。私の卒業した学校だっ
て、夏の優勝記録がある(但しナインは一時期だけ合併していた商業高マッショーです
な、が殆どであって、実は卒業生としても「自分の学校が優勝したことがある」とは決
して思っていない)。アレは、何かの間違いに過ぎない(←戦後教育の迷走の一軌跡で
すな←今や迷走どころか暴走ぢゃが)。四国は、「野球熱」が高いとされる。結局、
「白河以北一山百文」の東北地方が、其の差別蔑視ゆえに地域ナショナリズムをヂワヂ
ワ滾らせていたよぉに(幕末維新期まで怨念は遡るらしい)、高校野球を中核とした
「野球熱」は、則ち地域ナショナリズムであって、高速道路さえ着実には延伸せず、新
幹線なんて、「あのさぁ、レールをモォ一本作るなんて贅沢な事、アンタの所なんかに
は出来ないから、車軸が伸縮する高速列車で我慢しなよな(新幹線は広軌、通常は狭軌
だから←でも実は新型電車なら狭い四国で新幹線までは不要やとも思う←ってぇか山国
でトンネルだらけやのに電線伝わせるならトンネル全部付け替えるなんて無理だっしゃ
←地下道とトンネルは最も敷設単価が高い)」ぐらいしか言って貰えない。まぁ正しい
がな、あっても無駄だから。結局、「田舎もんだから、コッチが権柄尽くに脅せばシガ
ミついてくるから、捕手地盤としても有効で、このまま貧しいままにしてやってた方が
得策」としてしか扱われてこず、故に「頑張っても貧しい」とのあきらめの中、輩出政
治家は政治的実績挙げなくとも「まぁ仕方ないよな」と思って貰えて育ちもしない。首
相と大蔵・外務大臣は確か出したことない、愛媛県。
そんなこんなで、地域ナショナリズムは「高校野球」に縋りたがる。確かに最近の済美
は強かった(ってぇか最近共学になった元女子校だが)。高校野球の熱烈なファンを自
称する者は多い。
でも、此処が複雑な所で、うぅん、何か変な所で「俺が俺が」と評価されたがる自己実
現野郎が多い【お城下】町だから、高校野球フリークスを演じて不当な利得を得ようと
するが(まぁ上司に付き合ってゴルフやるよぉな連中ですな)腹の底から覚悟してるわ
けではないから、いざ風向きが変われば、掛けて人に昇らせた梯子は、キッチリ外して
知らぬ顔を決め込む。
ハッキリ言えば、そうではない確約を取り付けてこそ、初めて新たな事業が出来るヤネ
こい土地柄(高知や徳島は別ぢゃが)。
遣る以上は、夢多き野球少年を路頭に迷わすことがないようキチンと体制を整えて欲し
いっすね。彼等は、部活一辺倒が多く、いったんプロなんかになろうものなら、自分の
野球技術が一時期でも金になった経験があるなら、後の人生に大きな影を落とす可能性
が大きい(誰だって好きなことして生きていきたいわな)。事業を立ち上げる者すなわ
ち経営者たるべき者は、其処等辺を弁えてなければ、経営者たる資格が全くない。無責
任政治家の「自己責任論」は、皆が無責任政治家だと思っているから辛うじて許された
ヤクザの論理に過ぎないんだから。明鏡止水に見て、賛同する者の幾らが腹入れして覚
悟を持って賛同しているか、それを見極めてないと、大変な事になる。
現在までの報道では、其処まで確信しているとは思えない段階みたいなんだが、ちょっ
と臭うぐらいに、まぁ公表の時期は絶妙。以前に、プロ新チームは選手会系出資で若手
養成球団を妄想して望んだが、トップ・リーグ(現行「プロ野球」)への即戦力養成機
関って性格も持たせるよぉなので、トップ・リーグの「二軍」リストラ且つ其の「二
軍」に新たな価値を付加し、「独立」営業させよぉって思想も仄見え、きな臭いんだ
が、でも其れをなんで「四国」に持ってくるかって、疑問も立ち上がる。もっと余力の
ある経済圏に、持ってった方が……。フランチャイズを四国に限ってしまったら開催地
も四国に殆ど限られようけれども、持続的集客力は見込めているのか? 且つ出資者は
四国に殆ど限られようが、まぁ村落共同体だし出資者の意向も尊重せねばならぬって傾
向もあろうから、地元校出身者を優遇入団させ得る(地域ナショナリズムを頼りのフラ
ンチャイズ構想なんだから)。それで例えば、高校段階で全国の有望チューボーをかき
集めて甲子園常勝となるも糸してなければレベル向上は難しく、でも抑も、「教育の一
環である高校野球」のママで、ソレを遣っちゃって良いのか? はたまた、「外人部
隊」が自県の代表校として甲子園で優勝して、地域ナショナリズムは満足するのか?
其の「外人部隊」で構成されたプロ野球予備門を、素朴に贔屓できるか、トップ・リー
グに行った暁には心底から応援できるのか? 「地域ナショナリズム」の側面のみから
考えても、疑問は尽きない。または、有り体に言って、有名大学とか社会人とかプロに
行けなかった高卒・大卒・社会人ドロップ・アウトが入団するかもしれず、渋い野球漫
画の題材にはなろうけれども、実際に生きた人間がするんだから、其の展望は如何なの
か、ハッキリせん。
もぉちょっとハッキリせんと、応援するか如何かも解らない。うぅん、変な話でなけれ
ば良いのぢゃが……。