#2985/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 05/07/25 01:01 ( 47)
飲ま飲まイェイ 永山
★内容 05/08/03 23:20 修正 第2版
大相撲名古屋場所の千秋楽を観に行きました。
格闘技やプロレスとは、微妙に客層が違うかな。お年寄りが多い、着物の人
が多い、そして酔っ払いが多い(モンゴル出身力士同士の取り組みで、『どっ
ちもモンゴルに帰れ!』とか言うてた。こういう酔客ばかりではないけれど)。
それと、西洋人らしき客が多いのは、いつものことなのか、愛知万博効果もあ
ってのことか。
会場前には、出店というか、ミニ太秦映画村みたいな感じの店があって、相
撲ならではの雰囲気。
不思議だったのが、会場に入るとき、切符をもぎられなかったこと。何で?
これだと券なしでも入れてしまう。単なる見落としか? 会場案内もなかった
し、不親切といえば不親切。
二階の一番安い席を買ったのですが、観やすくてよかった。力士が小さく映
って、迫力の面では物足りないけれども、しょうがない。あと、テレビ中継で
はお客さんの多くが団扇でぱたぱた扇いでいるから、よっぽど暑いんだろうな
と思っていたら、全く逆。二階席故なのかもしれませんが、冷房がまともに当
たって、寒いくらいでした。
目の前を通路が走っていて、そこに「椅子席のお客様の迷惑になりますので、
通路に立っての幹線はご遠慮ください』という張り紙が。そのまん前で、立ち
見してる客がいた(怒)。頭が邪魔で土俵の一部が隠れる。取り組みが三つ終わ
っても動かないようなら言ってやるぞと思っていたら、ちょうど三つ目でどこ
かへ行った。
取り組みや、表彰式などは中継もされただろうからおいといて。
私の本来の目的、名古屋場所千秋楽名物、消える土俵を見るべく、表彰式が
終わった後も居残っていたら、場内アナウンスがやたらと「儀式が終了しまし
たと放送があるまで、お客様は土俵に触れないようにお願いします」云々と告
げる。やがて、今場所の前相撲で優秀な成績を上げた新人数名のための儀式が
始まりました。お神酒?を振舞ったり、胴上げをしたりで儀式も終わり、拍子
木が鳴る中、二名の客がフライングして土俵上へ。いきなりスコップか何かを
突き立てる(笑)。係の人が注意したけれど、もう歯止めは利かない。あっとい
う間に土俵はお客さんでいっぱいになり、俵が分解され、土が掘り起こされる。
わはは、バーゲンみたい。土俵上でデジカメを自らに向け、記念写真を撮って
る人までいる。
いくらお約束とは言え、ここまでの狼藉を許していいのやらって具合。片付
けのために待機している人達も迷惑顔でした。
土俵が綺麗になくなるまで続くのかと思いきや、『やぐら?を降ろすので、
危険ですから、土俵上から退避してください』とのアナウンス。土俵の上の天
井から吊ってある、あの屋根のこと。それでもなかなか人は減らなくて、アナ
ウンスがあってからも五分は騒然としてた。
やっと人の姿がはけて、見えるようになった土俵は、俵がすっかりなくなり、
土台もかなり崩されていました。
会場を出て、地下鉄の駅に向う道すがら、俵を担いだ若者や、土を詰め込ん
だ買い物袋を重そうに運ぶ子供やらをたくさん見かけたです。
もし、大阪場所でもこれが行われうようになったら、もっとすさまじいこと
になる予感が。
ではでは。