AWC ●新・権力の陰謀76 区の要綱適用に当たらない根拠 ヨウジ


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#314/1160 ●連載
★タイトル (CKG     )  04/07/13  17:10  (126)
●新・権力の陰謀76 区の要綱適用に当たらない根拠 ヨウジ
★内容

「●新・権力の陰謀75 突然、住民台帳が閲覧禁止に」で述べたように
私が板橋区の「ストーカー行為等の被害者への支援に関する住民基本台帳
事務取扱要綱」の加害者にされたのは
ストーカー規制法第2条に規定する付きまとい等の目的以外の事由で
今後とも暴力行為を行なう危険性があるという理由からである。
ここではそういう根拠がないことを証明する。

度々述べるように、私はストーカー規制法やDV防止法の加害者ではない。
更に私は過去にその他の理由で娘に付きまとい等の行為をしたこともない。
親として未成年だった娘に教育・しつけをしただけだ。
それなのにどうしてこのようになってしまったのか。

確かに余りに言うことをきかない娘をぶったことがあった。
これは暴力には違いない。
それならば暴力と名が付けばすべてこの要綱が適用されるのか。
いや、そんなことはない。
そうだとしたらすべての親が適用されてしまう。
この要綱が適用されるのは
暴力の程度と頻度がある限度を超えていて、
かつ暴力の理由が今後とも暴力が継続されることを示している場合である。
ここでもう一度志村署少年係の担当官が書いた調書を引用する。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
家出の概要
 家出人は父親との仲が悪く、また父親は門限を破ったり、うそをついたりする
と、その度に暴力で制裁を加えていたものである。家出前日の5月11日も父親
に厳しく叱られたうえ暴力を振るわれたことから家出をし音信がとだえたもので
ある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

この通りたったとすれば、
些細なことで年がら年中暴力が行われていたような印象を受けるから
頻度的に酷く、また暴力そのものが家出の原因だったと断定している。
物事を犯罪的観点という一面的に捕らえる癖のついた警察官らしい考察だ。
しかし、実態はこれとは異なる。
確かに門限は、女の子だし、高校生だし、家族の迷惑にもなるので
大体決めていた。そして行き先と遅くなる場合は連絡をするよう言っていた。
このルールに従う限り怒らなかったし、
ルール違反でも事後に納得の行く説明があれば特に怒らなかった。
怒っても特に重大な問題を含んでいなければ
暴力など振るうことはなかった。
暴力を振るうのは重大な問題を含んでいて、
かつ叱っても娘が反省せず、
逆上して大声で暴言を言い続ける場合だけだった。
息子も言うことを聞かず同じことを何度も言わせたが、
暴言は言わず、逆に黙り込んでしまうので
怒りはしても殴ることにはならなかった。
それから隠したり嘘を吐くことは親子の信頼関係が損なわれるし、
非行に繋がる場合があるので叱る理由になっていた。

娘は隠したり嘘を吐くことが非常に多い子だった。
普段からざっくばらんに話し合う仲であれば
一々問いただす必要などなかったのだが、
高校も高学年になるに連れて
自分からは胸の内を語らなくなり、
こちらから聞いてもつっけんどんな返事をしたり、
隠したり嘘を吐くことが多くなったので
親子の溝が広がって行った。
中学生頃までは経済的にももう少しゆとりがあり
毎年旅行をする明るい家族だったが、
高校生になると家が経済的にゆとりがなくなり、
子供もアルバイトをするようになり
家族全員が精神的にも時間的にもゆとりがなくなり
また、次第に子供が親と行くことを嫌がるようになったので、
親子の親睦を深める機会がほとんどなくなってしまった。
そういうことも背景にはあった。

次第に娘の嘘が多くなったので怒る回数も増えたが、
暴力までに至ることは滅多になかった。
高校3年間で2、3回に過ぎなかった。
娘は怒られた記憶と暴力の記憶を混同しているのではないかと思う。
最も重大な問題は娘が無断で高校3年からの組み替えを進学組に決め、
その後、高額の授業料の掛かる各種学校への進学を決めていたことだった。
私がそれを知ったのは9月頃になってからであった。
妻だけ聞いていたので、
親子三つどもえの大喧嘩となった。
夫婦関係最大の危機でもあった。
経済的にかなり無理があり、
大不況の真っただ中で
9.11テロで業界も酷い状況になっていたから
そのことも理由に挙げ駄目だと説明した。

私も高校3年の時に大学に行きたいと強く思ったのだが、
母に駄目だと言われた。
かつてこれ程母の冷たさを感じたことはなかった。
父は私が5才の時に亡くなり、
親戚のお手伝いをしていた59才の母との二人暮らしだったから
今考えれば経済的に無理だと分かるが、
あの時の自分には分からず、一時期母を恨み悩んだ。
余所で暮らす兄が来た時にも言ったが、
「国立に行け」
の一言で話が終わってしまった。
「大学は駄目だ」と言われたも同然だった。
自分の希望が打ち砕かれたことに納得が行かなかった。
娘も各種学校に行けなかったことで私を恨んでいることだろう。

それから携帯電話や茶髪も禁止していたのでこれも叱る理由になった。
どちらも何度か繰り返したが、次第に収束して行った。
しかし、娘が未成年で同居していた時の親子喧嘩は、
あくまでも親として教育・しつけをしようとした過程で起こったものだ。
娘が独立し成人した現在においては
親として教育・しつけの必要性はなくなったから
叱ることもないし、喧嘩にもならない。
第一、同居しておらず、会ってもたまにしか会わないだろうから
喧嘩になるわけはなく、増して暴力など起こるわけがない。
理由のないところに暴力は起きない。
娘が「親は嫌いだ。顔も見たくない」という感情を持っていることを
ストーカー被害者の女性に当てはめ
行政府が勝手に親の権利を剥奪し、
親子の仲を引き裂こうとする行為は明らかに人権侵害である。
総務省の指針が示す「DV防止法」や「ストーカー規制法」に基づき
適用する問題とは明らかに別の問題である。
ここに至った根拠を一切示さず
予告も注意も警告もなく、
いきなり親の人権を奪うことは明らかに憲法違反である。
警視庁と板橋区役所に厳重に抗議し、
早期の人権回復を求める!

                            ヨウジ
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