AWC 太宰と心中した女 ぴんちょ


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#6796/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (sab     )  11/08/09  19:31  ( 25)
太宰と心中した女 ぴんちょ
★内容
小説宝石に応募しようと思って
去年の新人賞掲載号を借りてきたら
松本侑子が山崎富江(太宰と心中した女)に関するドキュメントだか
なりきり小説だかを書いていて興味深かった。

富江といえば結婚して数日で旦那を戦争にとられて旦那戦死
という記憶があったが
松本侑子によれば
この旦那は転勤でフィリピンに行っていて現地で招集され、
しかも籍を入れたのは富江が内地で勝手にやった事で、
しかもその役所は空襲でやけていると。
ここらへんはちょっと微妙な感じもする。

松本侑子とか小川洋子というのは結構気にしている作家で、
この手の女達は本当に鈍感、愚鈍な男が好きであり、
昔フランソワーズサガン(古い)が「何も考えない野球選手みたいな男がいい」
と言ったのと同じで、
鈍い男が好きなのである。
それでも馬鹿だと困るので「博士の愛した数式」みたいな頭はいいけど鈍い
という男が好きなんじゃないのか。
逆にもっとも嫌いなのは、
私的に言えば”魚河岸のおやじ”風男で、
女の鮮度とかにこだわり
女の体を味わってやる、というタイプの
最近で言えば西村賢太的男が、女のもっとも嫌うタイプだと思う。





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