連載 #4718の修正
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映画バカ一代・桜木佳美は、映画『ティナ』の冒頭を観ながら、カクテルを豪快に飲 み干していた。常連客のヨタ夫はバー「しねまにあ」のカウンターにあるパソコンを いじくりまわし、ティナ・ターナーに関する資料を漁っている最中であった。バーに パソコンが設置してあるとは珍しい。だが、ここで種明かししてしまうと、バー「し ねまにあ」は、オンライン上に存在するヴァーチャル・バーなので、様々な施設があ るのはごく当たり前の事なのであった。念ずれば通ず。それにしても仮想空間とは、 なんだか人生50年夢まぼろしのごときバーである。アクセスする人々は遺伝子レベ ルですべてデータ化されているため(笑)、実際にバーに足を運んでいるのとほぼ等 しい。スタートレックに「転送」というのがあるが、感覚的にはそれに近い。 佳美「泥にはる根が深ければ深いほど、蓮の花は美しく咲く。それゆえに仏教徒は「 南無妙法蓮華教」と唱える。(映画『ティナ』の冒頭)うーむ。日蓮宗だよなコレ」 ヨタ「君島さん、ティナの事教えてよ」 君島「『ティナ』ブライアン・ギブソン監督、1993年米。アンジェラ・バセット 。ティナ・ターナーの自伝をもとに映画化した作品。彼女がナンミョーホーレンゲー キョーと呟く図が妙に微笑ましい。いい映画だと思う」 佳美「ティナみたいな有名人がつらい目に遭っていたというのがまず新鮮な驚きです わい。のほほん人生ってわけにはいかないんすね」 ヨタ「アイク・ターナーってヤツが実にランボー者だよな。ジャイアンみたいで。暴 れん坊将軍の称号を与えたい」 佳美「オレはアイクみたいなやつとは絶対結婚しない。すぐ逃げるだろうし、殴られ たら倍返しだ!」 ヨタ「佳美さんは酒が入るとジャイアンになるからな。でもその方が健全でいいよ、 うん。一方的に乱暴されて泣いてるよりは、よっぽどましだ。 君島「続いて本日のメニュー。マシュー・ブロデリック『ブルースが聞こえる』ニー ル・サイモンの自伝的戯曲がモトとなっている。作家になりたい主人公が毎日日記を つけているというのが、とても共感おぼえる一本だよ。日記モノにとっては」 ヨタ「しかしこう映画漬けだと、なんか未来世紀ブラジルの一場面連想しちゃうっす よ君島さん。たまには仕事休んで海にでも行けば?」 ヨタ夫に心配されるようでは、俺のワーカホリックも本物かもしれんと苦悩する過 労気味の君島であった(だったら休め)。
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