短編 #1190の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
SIDE B ふいに見知った顔に出会う。 あれはたしか……中学の時の同じクラスだった男。 二度と会うこともないだろうと思っていたが、それはわたしが勝手に思っていた ことだ。世間は狭い。会いたくない奴ほど会ってしまうものだ。 まったくついてないよ。 「久しぶりだね。元気だった?」 ちょっと笑顔がひきつっているかも。あー、うざいなぁ、社交辞令なんて。 3年も経ってんだから、ちょっとはマシな奴になっていると思っていたけど…… ダメじゃん。服装には相変わらずセンスはないし、なによりわたしを見つめるぎら ぎらとした瞳が気味悪い。 なんだか、奴の顔を見ていると嫌な記憶が蘇ってくるよ。 いつだって気がつくと、奴はわたしを見ていたんだから。休み時間も授業中も帰 り道だって。 気持ち悪いったらありゃしない。気付くと奴の視線がそこにあるんだからさ。 トモダチは「あんたに気があるのよ」とか言ってからかってきたけど、冗談じゃ ないよ、奴はストーカーまがいの事だってやってたんだからさ。あーやだやだ、こ れ以上嫌な記憶は思い出したくない。 なんだかなぁ、わたしはなんでこいつと挨拶交わしてるんだろ。ていうか、奴は わたしが挨拶してやったってのに、じっと黙りこんでるだけじゃん。あー、挨拶交 わしてねぇよ。 ――ったく! あの時言えなかった言葉を言ってやろうかな。 「**」 補足:「**」伏せ字の中にはお好きな言葉をお入れください。 例としては「死ね」「アホ」等いろいろありますが、けして2文字にこだ わる必要はありません。 なると@(柊) 1999
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「短編」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE