短編 #0262の修正
★タイトルと名前
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大西洋のうねりが陸地に近づいて何度も波音をたてる。 海沿いを通る州道の明かりが白く泡立つ渚だけを見せていた。 た。食事はとうに終わっていた。カープールに目をやるとまちまちに並んだ車達がいて 、それを見せる窓の前ではプエルトリコ人がささやき合っていた。ヘッドライトの光の 帯を左右に振り、一瞬店内を照らしてプールに古いシボレーが入ってきた。 店内にサングラスをかけアロハにバミューダをはいた男が入ってきた。暗い店内にも 関わらずどこかにぶつかる事もなく、真っ直ぐにジーンに向かって歩いている。 「リチャード、見つかったの?」 彼女の言葉に何も答えず、テーブルに着くとサングラスをとってその形どうりに残った 白い肌を見せた。テーブルに着くときに動かした空気に潮の香りが移って今ごろになっ てジーンの鼻をくすぐった。 「こいつが『水底の天使』だ」 リチャードは一枚の写真をポケットから取り出し、ジーンに渡した。そこには青い水の 中で白いサンゴの海底から大理石の台座に立つ光輝く彫像があった。 「これってまさか、」 「そう、」 「ションベン小僧!」 店内にはカリプソが流れていた。
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