短編 #0162の修正
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街角に捨てられた哀れな子猫 抱き上げる気まぐれな腕を選べない 鳴いて、媚びて、擦り寄ってみても あの子でなければ 無くても同じ ならばいっそ一匹 アスファルトに立つよ ビルの谷間 人混みの足元 走り抜けてゆくよ 尾を立てて「「「「「 走れ走れ走れ 子猫 あたたかい膝も もう無いけれど 走れ走れ走れ 子猫 青き月の光浴びて 一匹で走れ 街にたむろう野良猫の群れ 闇に細く瞳光らせ、抱き上げる手に爪をたてて生きてきた 猫達の群れ 人通り途絶えた闇の中 吹きつけるごみ混じりの風に凍えても 欲しかった腕は 膝は 手は 胸は やはりただひとり「「「「「「 ならばせめて一匹で生きられるようになるまで 眠れ眠れ眠れ 子猫 我が身ひとつの温もり抱いて 眠れ眠れ眠れ ひととき ララバイ 聴こえてくるのは ビル風の子守唄 妙耶(とうや)
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