空中分解2 #3069の修正
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その晩、争いの絶えない実家に帰って、甘美な気分を台無しにする積もりはなかっ たので、羽村のアパートに帰った。何時もは、横にしたり、斜めにしたり、ひっく り返したりするが、今夜は正常位で想像してオナニーした。オルガスムも大きかっ たが罪悪感も大きかった。憂鬱から回復すると、小林に電話をした。小林の家は風 呂屋を経営していて、脱衣場にポスターを貼らせてやるお礼に、映画のタダ券が貰 えるのだ。 「アングラ劇場のはないぜ」と濁声の小林が言った。 「そんなのいらねえよ、ニュー八王子のくれよ」 「へえー、お前、彼女でも出来たのかよ」 「お前と一緒にしてもらったら、困るぜ」と俺。「今、何、かかってんの?」 「アイリスへの手紙」 「どんな映画?」と俺。 「字が読めない馬鹿でも頑張れば成功出来るという、アメリカ人向けマスターベー ション映画、だな、デトロイトの」 「スケベな映画か?」 「違う違う」 「エロシーンはねえだろうなあ」 「無いよ。デ・ニーロとジェーン・フォンダのだもん」 「とにかくキープしといて」
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