空中分解２ #3033の修正

★タイトルと名前

★内容（1行全角40字未満、500行まで）
　　◇楽戦楽勝ごりら男◇５　三人抜き 　２連勝したＲの前に、スーツ姿の男が挑戦してきました。スーツ 男が選んだキャラクターは『ダルシム』。Ｒはこれまでの楽勝で油 断をしたのかも知れません。 　スーツ男操る『ダルシム』はゲーム開始と同時に『ヨーガファイ ヤー』をかけてきました。まともに食うと、かなりの打撃を受けま す。 　かるーくジャンプして、ファイヤーをかわす『ごりら男』。しか し、この動きが読まれていました。ジャンプから地上に降り立つ位 置に向けて、キックを出され、まともに食って『ごりら男』は、し ゃがみこみます。追い打ちの連打につぐ連打。 　えらいことになりました。倒れた『ごりら男』の頭の周囲に、気 絶状態を示すピヨピヨマークが表示されます。 　Ｒは懸命にボタンを連打して、気絶状態を脱しようとしますが 『ごりら男』のダメージ表示は、猛攻を受けて上昇する一方です。 勢いに乗ったスーツ男は、とどめを刺してきます。 　きりもみ状態で飛び込んで体当りする大技です。これを食うと万 事きゅうす。このラウンドは失ったかな。見物している誰もが思い ました。 　しかし、Ｒはあきらめていませんでした。中ボタンを連打してい たＲの『ごりら男』は、電撃攻撃を出しました。『ダルシム』が、 それに突っ込んでくる形になっていたからたまりません。感電。 　『ダルシム』の使い手は『ええ〜うそだろ〜』と、思わず声。形 勢一気に逆転です。その後は、逆にＲの反撃が目につくばかりです。 知人Ｒはいつのも調子を取り戻し、このセットを取りました。 　スーツ男は、１Ｒ目の逆転負けがショックだったのか。それが唯 一の作戦だったのか。２Ｒ目は、あっさりと敗北しました。 　冒頭の奇襲攻撃に、あわてたがセットカウント２-０。３人抜き 達成です。 　このゲームセンターに巣食っているゲーマーたちが、このまま引 き下がるとは思えません。そう思う間もなく、次のゲーマーが百円 玉を投入してきました。 　　　　（以下次回）
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