CFM「空中分解」 #1590の修正
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春 物語 もう散った梅、春は確かな根を据えて行く。 一 まだ幼い春は、弱々しく固く胸を閉ざす。 いつか眠っていたものが、目覚める兆し。 厳しい掟と、自然が荒々しく衝突する。 不安が漠とした、夢の芽を何度もつぶす。 二 激しい交戦に、恐れと望みが交錯する。 真底から噴き出す若さは、潔く力強い。 内から突き上げる喜びに浸り入ろうと。 三 生れ変わり、新たに始まる鼓動に、 産まれる一瞬前の胎動が体の芯から襲う。 輝く夢想の幻に、あやしく心はゆらぎ、 恍惚と隠れた魔性を見失って行く理性。 強い麻薬に茫然と幻想の楽園を彷徨う。 四 生きる為の世は、強者と権力が砂漠をなす。 無為に過ごした渇きを、一時オアシスに癒す。 崩れた日々と引き替えた、現実の時は色褪せ、 空しいと知って、なおも蜃気楼を追い続ける。 偉大な春に流され、残酷に呑み込まれつつ。 完 ID:UMC62826
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